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ウルトラマンメビウス ウルトラ兄弟最大の戦い
第六話 決戦!宇宙人連合その六
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「さあ来い!」
「我々はここにいるぞ!」
「よし、わかった」
 メフィラス星人の声がそれに応えてきた。
「それでは我々も出よう」
「遂にか」
 ヒカリがそれを聞いて呟く。
「来るというのか」
「いいな」
 ゾフィーが他の戦士達に対して言う。
「この戦いに負ければ後はない」
「はい」
「それはわかっているつもりです」
 兄弟達がそれに頷く。皆固唾を飲んでいた。
「さあ、用意はいいかな」
 メフィラス星人がまた声をかけてきた。
「ならば行くぞ」
「うむ」
 ゾフィーがそれを受けて立つ。
「ならば」
「行くぞ!」
「その言葉、今受け取った」
 メフィラス星人がそれに応えると他の宇宙人達も動きはじめた。
「では諸君」
「わかった」
 同志達もそれに頷く。こうして遂にウルトラマン達と宇宙人達の闘いが幕を開けたのであった。
 まずは宇宙人達が進む。しかしここでウルトラマン達は変わった行動に出た。
「んんっ!?」
「何をするつもりですかね」
 補佐官はそれを見て目を顰めさせ秘書官は首を傾げてきた。
「何か場所をしきりに変えて」
「武道の心得は彼等にあったかな」
 剣道をやっている補佐官はまずこう思った。
「そういえばウルトラマンレオは」
「おお、そうか」
 補佐官はテッペイのその言葉に応えた。
「ではそれかな。あれは」
 ウルトラ戦士達は宇宙人達の動きを見て急にそれぞれの位置を変えてきたのだ。それが奇妙と言えば奇妙であった。
「一体何を考えているのだ、奴等は」
 テンペラー星人がそれを見ていぶかしがる。
「いきなり場所を変えてきた」
「何か策があるというのか」
 ミステラー星人もそれを不思議がある。
「あるとしたら一体」
「ではここは一先様子を見るとするか?」
 カタン星人が言ってきた。
「それならば」
「いや、待て」
 だがここでテンペラー星人が言う。
「それはどうか。今勢いを殺しては」
「ではこのまま行くというのか?」
「そうだ」
 彼はバルタン星人にも答える。
「そして一気に勝負を決める。どうだ、メフィラスよ」
「ふむ」
 メフィラス星人はそれを聞いて考えてきた。
「迂闊に動きを止めてはかえってまずいな」
「そうだ、相手はウルトラ戦士だ」
 彼等とてウルトラマン達を侮っているわけではない。むしろわかっているからこそここまで慎重に物事を進めてきてきたのである。だからこそ今テンペラー星人も機を逃してはならないと言うのだ。
「ここは勢いでまずは攻める」
「どうする、兄者」
 テンペラー星人の言葉を聞いてメフィラス星人の弟も声をかけてきた。
「テンペラーの言う通りだと思うが」
「そうだな」
 弟の言葉を受けて彼も遂に決断を下した。
「ではこのまま
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