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彼は いつから私の彼氏?
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澄 羨ましいのー? 手 繋いだことないん?」

「えっ だって 私等 まだ・・・ デートなんて・・・」

「なに 垂いことゆうてんのん 翔琉ぅー しっかりせーよー」

「はっ はー 俺かぁー」

「そーだよ 俺かぁちゃうわー 翔琉が引っ張っていかんと 水澄には逃げれられるってゆうてるやろー 白浜美蕾なんかに惑わされとるんちゃうかー」

「あっ いや 彼女とは・・・」

「なんやの そのハッキリせん言い方は! あのさー 帰りに靴箱んとこで白浜美蕾に手を握られとったってウワサ ほんまなんか?」

「・・・あれは・・・たまたま・・・」

「なんやねん こいつ ふらふらしやがってー あの子に惑わされてやんの」

「いゃ あれは 違うってー 智子 もう 勘弁してくれよー 俺が好きなのは 水澄ひとりだよ 誓うよ」

「ほぉー ほぉー 誓ったな! だって 水澄」

「えっ うっ うん 私も・・・好き・・・」私 紅くなってきている顔を伏せていた。でも、複雑だったけど 嬉しかった。

「だってよー 二人は緊いよー 智子がヤキモキすること無いってー それより この後 俺に付き合ってくれよー 買い物」

「なんやねん その買い物って」

「そのー 妹に・・・ 誕生日やねん」

「ほッ (こう)ちゃんにかぁ?」

「うん 髪飾りとかチャームとか 智子の目線で・・・喜びそうなものを」

「そんなん 水澄のほうが・・・」

「いいんだよー 智子が・・・」

「あっ そう」

 と、二人が先に店を出て行った。

「十蔵 気 使ったんだな 俺等の為に」

「あっ そうかー 別に 気 使うほどのことちゃうのにねー」

 私達はお店の前で さよならを言う時

「なぁ さっき ゆうてくれたん ほんま?」

「うー なんのことやー?」

「私のこと・・・」

「あぁー 好きだよ まぁ ホッペへの印じゃぁ無くて 違うとこに欲しいけどなー」

「アホか!」
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