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彼は いつから私の彼氏?
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いないって 安心しているのよー これからも よろしくね!」

 そして、案内されたのは、ダイニングで6人掛けの大きなテーブル。

「俺の部屋は扇風機しか無いしね 2階で日中は暑い ここは エァコン無しでもなんとかねー それに 部屋で二人っきりになるのはダメって おっかぁが言うし」

「あっ そうかー いいよ 私は どこでもー」

「そうかー よかった でも 今日の水澄さんは 特に 可愛いよ」と、彼は言ってしまった後、恥ずかしそうにしていたのだが

「うふっ そんな風に言ってくれて良かったぁー」

 そして、算数のドリルから・・・と 言うのも 私の 得意科目なのだ。問題に詰まったりしたらお互いに確認し合っていて、最初は向かい合って座った居たのだが、そのうち翔琉君が隣に移って来て、並んで座っていたのだ。

 時々、偶然 身体が触れ合ったりして、私は 段々と意識してしまっていたけど、彼は別に そんな風でも無いのかなー。

 途中、お母さんが 休憩と言って、私が持って行ったプリンを運んできてくれた。

「水澄ちゃんって お勉強も出来るんでしょう?」

「そんなこと無いですよー いつも 翔琉君に負けているみたい」

「この子ねー クラスの宮川君と江州さんには いつも 負けているって 勝てないみたいよー 算数が苦手というか 考えるのが面倒って 途中で止めてしまうの 今日は 水澄ちゃんが居るから ちゃんとやっているみたいだけどねー」

「あぁー あの二人は 特別ですからー でも 翔琉君が頭良いの 知っています 授業とか いい加減に聞いているのに・・・ あっ すみません いゃっ ちゃんと聞いているみたいで・・・」

「ふふっ 良いのよー 確かに 勉強なんてしている様子無いのに お兄ちゃんはちゃんとやっているのにね その脇で遊んでいるの 昔っからね でも 不思議なことに そんなに 成績悪くないのよー」 

「お母さん もう じゃまだよー あっち 行けよー」

「そうね そうだ 水澄ちゃん お昼ご飯も食べていってね オムライスだけどー」

 私 お昼ご飯も頂くことになって 食べ終わった頃にお兄さんが帰って来て

「おぅ 水澄ちゃん 来てくれた? 翔琉はちっとも机に向かわないから、ちっとは刺激を与えてやってくれると助かるよ ねぇ お母さん」

「そうねぇ 翔琉が勉強しているとこって 初めて見るかもねー」

「そんなことないよー 他人知れず やってるんだよ!」

「私も そう 思います で ないと あんなに出来るわけないものー」

「おっ おー 二人の間は 割と 良い感じだねぇー 顔が何となく似ているから兄妹カナ それともカップルカナ」と、お兄さんは私達を冷やかしていた。

 それを聞いて、私
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