暁 〜小説投稿サイト〜
故郷は大空にあり
ミッション1 ハレー艦隊殲滅
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「こちらF/A18です。タキシング完了、離陸許可求む。」

「こちらコントロールタワー、貴機のコールサインはオスカー1だ。離陸を許可する。」

「オスカー1、了解。離陸する。」

「SU30SM、タキシングよし、離陸許可求む」

「コントロールタワーよりSU30SMへ、貴機のコールサインはオスカー2だ。
離陸を許可する。オスカー隊、行ってこい。」

「オスカー2、了解した。」

_______________________
「こちらAWACSピースメーカー、オスカー隊、エンゲージ」

「エンゲージ」

「敵艦船を視認、ミサイルロック解除」

「敵艦船からの対空砲火確認できない。」

「レーダーロック開始」

「!?急激に近く高速飛翔体を確認!ブレイク!ブレイク!」

「ロックを外す!回避起動開始!」

「くっ…Gが…」

「耐えろ…耐えるんだ」

「オスカー隊、敵艦船からの予想外の攻撃、気をつけてくれ」

「ああ、了解」

「ラジャー」

「次の飛翔体来ます!避けて!ブレイク」

「ブレイク!」

「SU30、薄々気がついてるかもしれませんがこれだとジリ貧です、一旦雲に隠れて身を潜めましょう」

「り、了解」


「雲の中に隠れたと言っても、どうするんだ?」

「こちらピースメーカー、緊急作戦命令を伝える。
先程発射された高速飛翔体は敵艦船が搭載する艦対空ミサイルだ。
緊急データをデータリンクする。」

「データリンク……完了、敵目標ターゲットの増加確認しました。」

「こちらもだ」

「高度を取りましょう。」

「了解」

______________________________

「高度は取れましたが…どうするか」

「敵艦船は直上なら対空砲火も薄くないですか?対艦ミサイルじゃないくても
この時代の艦船は赤外線誘導でも当たりそうですし」

「いいね、それ。」

「え?」

「321で急降下して、対艦ミサイルをSAMに、サイドワインダーを発煙部に当てましょう。」

「いや、言葉に出しただけなんですが…」

「F/A18、時間が無いんです。行きますよ!」

「ちょちょちょ!待ってください!」

「3.2.1!」

「あーもう!やるしかありませんね!」

「敵観戦に接近!ロックオン!」

「FIRE!!!」

ゴォォォオオ!!

「続き!FOX2!」

合計8本のミサイルが光の矢となり敵艦船2隻へと向かう。
ミサイルは音速の壁を越え、敵へと着弾する。

「機首引き上げ!!」

「うぉぉ…Gが…」

「ナイスですF/A18。敵艦船のSAM及び機関部の1部を破壊す
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