暁 〜小説投稿サイト〜
ドリトル先生と奇麗な薔薇達
第九幕その四

[8]前話 [2]次話
「だからね」
「いいものが出るね」
「それじゃあね」
 トートーはにこりとして先生に言いました。
「じっくりと考えてね」
「僕達はいつも通りね」
 まさにと言うチーチーでした。
「その先生をフォローしていくよ」
「じゃあそろそろティータイムだから」
 ガブガブは研究室の壁の時計で時間を確認しました。
「お茶を出すわね」
「もうお茶は紅茶を出しているから」
 ホワイティはミルクティーを見ています。
「それでいいね」
「今回はイギリス風だね」
 チーチーはそちらと言いました。
「スイーツは」
「オーソドックスにそうしよう」
 老馬はスイーツ達が入っている研究室の中の冷蔵庫を見て言います。
「今日はね」
「そうしましょう」
 ポリネシアも言いました。
「今日のティーセットはね」
「いつも有り難う」
 先生は早速ティーセットを出してくれている皆に笑顔でお礼を言いました。
「嬉しいよ」
「いやいや、先生あっての僕達だから」
「家族だからね」
「先生と一緒でどれだけ幸せか」
「その幸せに応える為に」
「フォローさせてもらってね」
「先生に笑顔になってもらうわ」 
 こう言うのでした。
「是非ね」
「だからだよ」
「遠慮は無用だから」
「けれどお礼を言ってもらって」
「やっぱり嬉しいわ」
「本当にね」
「お礼、感謝の気持ちは忘れないよ」
 先生はです。
「何かをしてもらうとね」
「嬉しいよね」
「それだけで」
「そうなるよね」
「嬉しいと思う気持ちは大事で」
 そうであってというのです。
「人に良くしてもらうことに対してね」
「嬉しいと思う」
「その気持ちを忘れないことだね」
「絶対に」
「自分一人じゃ出来ることは限られていて」
 そうであってというのです。
「そこでよくしてもらって助かる」
「世の中いつもそうよね」
「誰でもね」
「僕達もそうで」
「先生だって」
「そのことも忘れないで」
 そうしてというのです」
「それでね」
「いつも感謝して」
「そしてお礼を言う」
「そうすることだね」
「絶対に」
「僕はそう思うよ、そしてね」
 そのうえでというのです。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ