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故郷は大空にあり
第四話 何者?

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そうこうしているうちに、製造が完了した。
「ご飯食べたら眠くなぁって来ちゃいましたぁ…ふぁああ」

「俺もだよ…まぁ、やるしかないけど」

「製造完了したので、とりあえず解放しましょう。」

煙が周りを覆い、煙の奥から誰かが歩いてくる。

「誰…ですか?」

「この鎮守府の提督を努めさせてもらっている。」

「提督…ですかあなたは」

「私はF/A18です!」

「F/A18ですか…あぁすみません、自己紹介を忘れていました
私はSU30SMです、よろしくお願いします」

「よろしくお願いします。」

「よろしく頼む。」

「F/A18、SU30と一緒の部屋だが、大丈夫だい?」

「はい、部屋は広いですし、なんなら持て余すくらいですよ。」

「なら…んぁ…F/A18、SU30を連れて行ってくれないか」

「いいですけど…提督、大丈夫ですか?」

「ああ…大丈夫だよ」

「ならいいですけど…無理しないでくださいね」


「F/A18〜早く行こー」

「分かりましたから」

「おう、行ってらっしゃい」

_________________________

「うがー…F/A18達にはああ言ったものの、確かに最近風邪っぽいんだよなぁ
はぁ…」

プルルル…プルルル

「電話か…はい、はい、了解です」ガチャ

「うがー…ミッションかよ…辛い辛い
ミッションの詳細が後日に知らせられるなら後日に知らせればいいだろ…」

「はぁ…アリックス、作戦会議だ」

「はい、どのような作戦でしょうか」

「敵深海棲艦の主力艦隊、ハレー艦隊を殲滅する。
ハレー艦隊の勢力は、「さきがけ」「ジネット」の戦艦二隻、「すいせい」「パイオニア」を軸とした重巡、軽巡、
「ベガ」を先頭とする駆逐艦、フリゲートだ。」

「了解です。今までの戦いから、戦艦「ジネット」の対空砲火は一部分が弱いということが判明しています。」

「了解だ。「すいせい」の情報をくれないか」

「「すいせい」は敵が運用している大型巡洋艦で、既に高雄、愛宕などと艦隊戦を繰り広げましたが、愛宕撃沈、高雄大破の成績をたたき出しています。十分に用心するべきでしょう。「すいせい」の対空砲火もとても強力なので、注意すべきでしょう」

「ありがとう、アリックス」

「へへへー」

「ちょっとまっててくれ…アリックス、2時間おきのアラームを設定してくれ。少し考え事をする。」

「分かりました。2時間おきのアラームを設定しました。」


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