第一章
[2]次話
四匹の幸せ
アメリカウィスコンシン州で公務員をしているアリエル=ヒースは家の愛犬チャーリー茶色の垂れ耳の大型犬の彼にご飯をあげようとすると。
「何だその子達は」
「ワン」
見ればチャーリーは行儀よく座っていてその横の食器の中のドッグフードの残っていたものをあ。
四匹の子猫が食べていた白黒の虎毛の雄に赤がかった茶色の雄、薄茶色の雌に白と灰色の雌の四匹だ。
四匹共一生懸命食べている、ヒースブロンドの短い髪と青い目の大柄で面長の彼は妻のマリア長いブロンドに緑の目で小柄でスタイルのいい彼女を呼んで猫達を見せて話した。
「知ってる?この子達」
「いえ、はじめて見るわ」
妻は今も食べている彼等を見て答えた。
「何処から来たのかしら」
「野良猫みたいだけれど」
「随分お腹が空いてたのね」
「うん、じゃあチャーリーにご飯をあげて」
「この子達にもあげましょう」
「そうしよう」
夫婦で話してだった。
実際にご飯を足した、すると四匹は満腹したのか何処かに行った、チャーリーも自分の分を食べて満足した。
その次の日も四匹がチャーリーにご飯をあげるといて食べていたので足した、チャーリーも彼等が食べるのを邪魔しなかった。
そんな日が数日続くとだった。
「ニャア」
「ナア」
「ウニャア」
「ミャア」
「お父さん、家の裏口から猫の声がするよ」
二人の息子で小学生のマイケル、父親そっくりの彼が言ってきた。
「何かな」
「あの子達か?」
ヒースもその声を言った。
「まさか」
「そうかも知れないわね」
妻も否定しなかった。
「最近チャーリーのご飯食べてるし」
「そうだね」
「ご近所に聞いても皆知らないって言うけれど」
「うちに来てるし」
「最近生まれたみたいね」
「母親は何処かな」
「わからないわね、けれどね」
妻は夫にそれでもと話した。
「あの子達だったら」
「もう家に入れるか」
「最近ご飯あげてるしね」
夫婦でこうした話をしてだった。
裏口に行くとドアの前に四匹全員いた、一家は四匹共家に入れた。
[2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ