暁 〜小説投稿サイト〜
 作者(リョウヘイ)が好きな作品のキャラでエッチな話を書いていく。
リンクとパーヤが結ばれる話。
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side:パーヤ


 私の名はパーヤと言います。かつて存在していたハイラル王家に仕えていたシーカー族の者で、現在英傑の一人であるリンク様と共に厄災ガノンを倒す旅をしています。


 厄災ガノン……それは100年前にハイラルを滅ぼした魔物で当時の姫君であるゼルダ様によってハイラル城に封印されています。


 そしてリンク様は100年前にゼルダ様に仕えていた近衛兵で退魔の剣に選ばれた英傑としてガノンと戦いました。


 しかし英傑はリンク様を除いて全滅、リンク様も重傷を負い現代まで眠り続けていたようなのです。


 そして復活したリンク様はカカリコ村を訪れそれが私と彼の出会いでした。


 私はかつてゼルダ様に仕えていたお婆様の命でリンク様のサポートをすることになりました。何故ならリンク様は記憶を失っていたからです。


 シーカー族として、何よりずっと憧れの騎士であるリンク様の力になるため私は彼と共に旅を続けました。


 その旅の中で私はリンク様の様々な一面を見ました。戦う際の凛々しいお姿、困ってる人を放っておけない優しさ、食事の際は目を輝かせて食べる無邪気さ……話に聞いていたよりも感情豊かなリンク様に私はすっかり魅了されてしまいました。


 そしていつしか憧れではなく彼を本気で愛してしまっていました。


 リンク様の跡継ぎを産みたい……そう思うくらいに彼を愛しています。


 でも臆病な私は想いを打ち上げられませんでした。ゼルダ様を救うという使命を抱いたリンク様の重みにはなりたくなかったからです。


 そしてそうしているうちに4体の神獣を取り戻し後はマスターソードを探し出せば厄災ガノンと戦う準備はできます。


 そして私達はとある洞窟で一晩を過ごしていました。


「ふう、美味しかった。パーヤはどうだった?」
「大変美味しゅうございました。リンク様は料理の達人でもあるのですね」
「ああ、剣以外に俺にこんな才能があったとは思わなかったよ。昔はそんな事を考えている余裕なんてなかった」
「リンク様……」


 リンク様は昔は家の教えで厳格で有れと言われていたそうです。今のリンク様を見ていると想像がつきません。


「記憶を失ってたった一人でこの広大なハイラルを周るとなった時は流石に不安だったよ。そんな俺の不安を取り除いてくれたのはパーヤだったな、本当にありがとう」
「リンク様……」


 リンク様は真剣な目でパーヤを見てきます、そんな目で見られたら心臓がバクバクとなってしまいます。


「パーヤ……」
「リンク様……」


 リンク様の顔が近寄ってくる、私も彼に顔を寄せていく……至近距離で見つめ合いお互いの視線が交差しています。

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