第56話「建造開始の叫び」
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向ける。
建造機械とドローンが船体を出力していた。予定では、104時間で船体の出力が完了する。その後、進宙させる。
そして、乗員の習熟期間は不要だ。建造開始から、おおよそ1週間もしないで戦力化が可能。単独での行動は出来るが、ギルド長が座乗する艦船であるため随伴艦は必要だ。
「《スヴェートT世》の進宙後、ギルド長直属の艦隊―――スヴェート艦隊を準備しなくては」
スヴェート艦隊の規模は、千隻〜五千隻の艦艇で構成される《アルマダ(無敵艦隊)》だ。これは、かつてのWOS時代でもそうだと聞く。
この艦隊は直属であると同時に、《荒らし殲滅プロトコル》の為の艦隊。この艦隊はギルド長によって率いられ、惑星破壊兵器をも艦隊に編成されるのだ。
資源は無限ではないというのに、とスラクルは苦笑いを浮かべた。最も、今の資源収支であれば新たに艦隊を造ることなんて訳ない。
「完成が待ち遠しい!」
「全くです」
スラクルは、ギルド長スヴェートを見守っていた。
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