暁 〜小説投稿サイト〜
現実世界は理不尽に満ちている!
第18話「邂逅」
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体のラインが分かる制服?スーツ?を着用している、特に女性用は更に身体のラインがよく分かる。気になったのだが、彼らは赤だったり青だったりと、別々に着用しているようだが、何科に所属しているかを簡単に分かるように着ているのだろうか。

 「申し訳ありません。所属を話すなと、上から命じられておりまして」

 「そうか。いや何、そう緊張することはない。私と同じだな」
 
 ふむ、とスヴェートは顎を撫でた。
 やはり所属は言えないだろう、ましてや国家なら尚の事。

 「ネレディア大佐殿とバーガー少佐殿に続いて、スヴェート大佐殿まで…っ!」(*小声)

 先程から金髪青年から鬼の血相で睨んでいるからな、私ではなく古代達を。…いやいや今更だが私、肌の色は地球人のそれだぞ?青い肌じゃないぞ?何故私だけ睨まれない?

 睨まれない以外にも、だ。
 同郷から違和感を持たれないのは何故だ?え、何?青い肌の異星人だと思われているのか??

 まさか、これも幻覚か?
 そういえば先程からジレル人の事で思い出しているが、思い出していてよかった。これ絶対にジレルの魔女が幻覚を見せているだろうな。ふっ、ふふふっ、はっはっはっ!……嘘だろ?スヴェートは内心で絶句した。

 「私は遭難シグナルを受信し、救助にやって来た。しかしな、入口が消えてしまってな」

 内心で絶句していたスヴェートだが、クールな顔つきをしつつ申し訳ない表情となった。絶句していた事を表には一切出していない。

 「それじゃ、儂らと同じじゃな。中に入りしばらく経つと、扉は消えてしまったわ」

 「自分達も同じです」

 ヴァーレンが応え、古代が続いた。直後、バーガーが暖炉へと歩み、薪を2本ばかり暖炉の中へ放り込んだ。

 「他に出口は?」

 スヴェートは驚きつつも、他に出口がないか問う。反応したのはネレディアで、彼女は優雅にスヴェートに歩んできた。

 「色々と試してみたわ。けどね、私達は……4日間、閉じ込められてしまっている」

 「私達?それに古代達は含まれているのか?」

 「いえ、彼らは今日来たばかりよ。15〜20分前にね」

 スヴェートは古代達に視線を向けた。古代はその通りだと頷いた。

 赤々と燃える炎を、バーガーは静かに見つめたままだった。見つめていた彼であったが、スヴェートへと振り向いた。

 「スヴェート大佐殿の所属は、古代達と”同じ”で言えねぇだっけか?」

 「そうだ。秘密でな」(何が”同じ”か分からんが、話を合わせよう)

 「古代達と同じ秘密任務中だってのに、救助にやって来たくれたのにすまねぇな。巻き込んじゃってよ」

 「こちらこそ、救助に来たというのに申し訳ない。しかし、あり得るのか。外から出る事
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