シャンブロウ編
第14話「星々の海、私の好きな言葉です」
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るなら行ってみたいとは思っていた。
だが行くのは、またの機会だ。私はスノウから頼まれた伝説の惑星シャンブロウを探索する。
「まずは発見だな。…ん?」
そう意気込んでいた時だ。
スヴェートの耳に、1人で歌う女の歌声が聞こえたのだ。
「変な歌だな。おい、そこのお前。こんな歌、流していたか?」
「イイエ、ソモソモ歌ハ流シテイマセン」
「…は?」
瞬間、スヴェートの背筋に冷たいものが走った。
先ほどの魔女の話が脳裏を掠めた。それも、何度もリピートするように。
『過去において、数えるのが馬鹿なぐらいの艦艇が消息を絶った宙域がある』
「まさか、この宙域が、そうだというのか…?」
なんてこった。
そうと決まれば早速ワープしなくては。スヴェートはワープするよう命令を発した。
ワープカウントダウンが始まり、やがてワープする準備が完了した。
「全艦隊、直ちにワープ!この宙域からサヨナラするぞ!」
ブリリアンス・ギルド長スヴェート率いる艦隊は、現宙域からワープ空間へと姿を消した。
…この後、とんでもない事態を引き起こし、とんでもない事態と遭遇する事を、彼女は考えもしなかった。
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