第12話「元地球人と出会ったギルド長」
[1/4]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
アルポ銀河を我がギルド勢力図に組み込んでから、今日で1年が経過した。クロインと遭遇して以降は幾度となく戦いあったが、それも終わった。我がギルドは平和を謳歌している真っ最中である。いや〜、平和って良いな。
とはいえ、だ。
外部―――アルポ銀河系外より未知勢力がやって来たら大変だ。いや、もしかしたら本拠地であるサニー星系まで乗り込んで来るやもしれない。
ギルド長は備えた。本当であればアルポ銀河を旅したい気持ちがあったが、旅したい気持ちを抑えに抑え、彼女は備えた。
銀河の至る場所に艦隊を配備させた。
造船所がある惑星軌道上に艦隊を配備させ、惑星の大地に建設された造船ドックには地上戦力を配備。
だが、最も守りが固く、そして最も攻略が困難であろう一つの惑星が存在する。その惑星はサニー星系第3惑星である、〇〇〇〇〇〇星と名付けた地球瓜二つ惑星。
〇〇〇〇〇〇・ギルドの本部が置かれている本星の守りは、鉄壁だ。本星の周辺には〇〇〇〇〇〇・ギルド艦隊―――合計1304隻が布陣。
本星の周辺に展開する艦隊、その内訳についての各艦級ごとの総計が、これだ。
・エリスl級改 機動打撃駆逐艦350隻
・エリスl級改 重砲駆逐艦250隻
・プレデター級改 戦闘機搭載巡洋艦250隻
・イオ級改 イオン砲型巡洋艦200隻
・スタースイーパー級改 TEイオン砲巡洋艦200隻
・エターナルストーム級改 攻撃巡洋戦艦50隻
・エターナルストーム級改 /指揮官級4隻
どの艦艇も改装がされている為、重粒子砲・シールドを標準装備している。その中でも最も強力な艦種が4種類、本星防衛艦隊に含まれていた。
一つは、イオ級改 イオン砲型巡洋艦。
一つは、スタースイーパー級改 TEイオン砲巡洋艦。
一つは、エターナルストーム級改 攻撃巡洋戦艦。
一つは、エターナルストーム級改 /指揮官級。
艦の形状に違いはあれど、どの艦も共通して大型の砲口を艦首に備えており、船体そのものが砲身という設計は、強力な火力を誇った砲撃を遠距離に飛ばす設計となっている。
クロインの機関を模倣し造られた機関を内奥に宿している本星防衛艦隊だが、イオ級改・スタースイーパー級改・エターナルストーム級改から放たれる攻撃は素晴らしいの一言。
しかしながら、エターナルストーム級改 /指揮官級は特別だ。
我が軍の動力源である機関はクロイン艦をもとに量産され艦艇の内奥に宿している一方、エターナルストーム級改/指揮官級はオリジナルの機関を内奥に宿している。量産型機関はオリジナルの機関と比べると、性能は劣る。オリジナルの機関―――【〇〇〇〇〇〇・ドライブ】は厳しい重力環境のもとで開発されており、量産型
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ