第9話「隣星系に攻め込む作戦完了後」
[2/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
力は、フリゲート。
しかし今後の事を考えれば一部のフリゲートを除き、主力艦隊から退場させ、後方で勤務することとなるだろう。
主力はフリゲートから駆逐艦となれば、クロイン巡洋艦〜巡洋戦艦からビーム砲撃が来たとしても、”基本的に”対ビームコーティングによって無効化・拡散。
艦艇は各惑星の造船ドック・要塞の造船ドック・造船所での生産体制を確立し、造船している。
生産性が最も高いのは造船所だ。
造船所は惑星の衛星軌道上に存在している。
瓜二つ惑星の衛星である月にも造船所は存在し、地表から見上げれば土星の環のようなリング状が見えるだろう。
そのリング状こそが、造船所なのだ。
造船所は他にもあるが、リング状の造船所は月と一つの惑星に存在する。
その生産体制をサニー星系ででしか出来ないでいたが、隣星系を我が領域となったからには、隣星系にも造船ドックと造船所を建造する必要がある。
他にも星系基地やら防衛プラットフォームやら、やるべき事はいっぱいある。
ギルド長は湯船から上がり、軽くシャワーした後、浴室から出るのだった。
「あ、しまった!」
声高に叫ぶギルド長。
彼女はヒノキの風呂桶を忘れたと思い出すや、あわあわと慌てながら浴室に戻った。
…良い子の皆は忘れ物しないようにしましょう。
キリッとした顔つきで浴室を出たギルド長は、お風呂で使っていたバスタオルを洗濯籠に放り投げる。
その後、ギルド長はハンガーに掛けていたバスタオルを手に取った。
バスタオルを取った直後、ギルド長は黒髪をゴシゴシと拭く。
髪を拭き終えた後は身体を拭き、拭き終えた後はハンガーにバスタオルを戻す。
少しして、ドライヤーで未だ濡れている髪を乾かす。
1〜2分ほど時間が経過し、ギルド長はドライヤーを止めた。
髪を触り、完全に乾いた事を確認した彼女は、ドライヤーを元の場所へと戻した。
元に戻したギルド長は、畳んで入れていた籠を覗き込む。
籠の中には軍服があり、その上には下着があった。
下着は黒いレースパンツと黒いブラジャー。
ギルド長は先ず、黒いレースパンツを履いた。
「おぉ、改めて思うが、フィット感が凄い」
まるで本物のようだ、と感動を露わにするギルド長だが、そういえば現実世界に転移したのだからそりゃ当然か、と付け加えた。
次に黒いブラジャーを装着してゆく。
「あぁ、なんというフィット感。最高だ」
ブラに胸を締め付けられる感覚は実に新鮮だ。
まるで一体化したかのよう。
下着を着用した後は、最後に白い軍服を着用するだけだ。
ギルド長はサッと着用した。その時間、実に1分。
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ