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スーパーヒーロー戦記
第12話 見えない侵略者
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、宇宙船は今もぬけの殻の状態となっていた。
其処へ仮面ライダーとなのはが進入する。
中はそれ程複雑ではなかった。
仮面ライダーは計器と言う計器をひたすらに破壊し続けて行き、その足取りで人質を探していた。
するとある部屋の中で無重力エリアの様な場所で隔離されている人達を見つける。

「此処に捕まっていたのか!」
「ユーノ君も居る! すぐに助けないと」
「よし、すぐに助け出そう」




     ***




その頃、ホーク1号、並びにビートルとパイルダーは山岳地帯に着陸していた。
クール星人の猛攻と呼び出されてきた小型円盤の激しい攻撃の前に苦戦を強いられていたのだ。

「畜生、こうなったらマジンガーZで蹴散らしてやらぁ!」

甲児がパイルダーの通信機を使おうとした時、激しいスパークと共にウルトラマンが姿を現した。
それだけじゃない。
何ともう一体赤い巨人が姿を現したのだ。

「何だ、ウルトラマンがもう一人?」

甲児は驚いた目でそれを見た。
驚いたのは甲児だけじゃない。
ウルトラマンも突如現れた赤い巨人を見ていた。

(君は一体何者なんだ?)
(君と同じ、M78星雲からやってきた宇宙人だ)
(僕と同じ宇宙人だって?)
(詳しい話は後だ、まずは奴等を蹴散らすのが先だ)

赤い巨人の言い分にウルトラマンは頷く。
そして目の前に現れる小型円盤をまずは蹴散らしていく。
そして、残ったクール星人は二体の巨人に向かい光線を放つ。

(ウルトラ念力)

だが、その光線は赤い巨人の前で突如矛先を変えてあさっての方向へと飛んで行ってしまった。
それに驚かされるクール星人。
その直後、赤い巨人の頭部に取り付けられたブレードを手に持ち放つ。
ブレードは猛スピードでクール星人を切り裂いていく。
真っ二つにされたクール星人がその亡骸を残し息絶えた。





     ***




戦闘はウルトラマンともう一体の巨人の活躍により勝利に終わった。
その後、なのはと仮面ライダーの手により円盤に捕らえられていた人達は無事に救出され、円盤は突如現れた赤い巨人が宇宙に運び、そして破壊した。
戦闘を終えた一同は一路ウルトラ警備隊本部へと帰還した。

「しかし、今回はあの風来坊のお陰でどうにかなったなぁ」
「全くだぜ。あいつが居なかったら今頃俺達も人間標本にされてたかも知れないですもんねぇ。って、現に此処に標本にされ掛けた奴が居たっけ?」
「も、もう勘弁して下さいよぉ」

敵に捕らわれていたユーノはもう参った顔をしていた。
無事に助けられはしたものの余りカッコいい物ではなかった。

「でも、ユーノ君が無事で本当に良かったよ」
「う、うん…有難うね、なのは
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