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ドリトル先生と奇麗な薔薇達
第四幕その五

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「飲むなら」
「そうだね」
「食べものの量的にも」
「先生の酔い具合見ても」
「そうするよ」
 こう言ってまた飲む先生でした、そしてデザートまで楽しんでから先生は皆に満面の笑顔で言いました。
「いや、今夜もね」
「晩ご飯楽しんだね」
「飲んで食べて」
「そうしたね」
「最高だったよ、お風呂も入ったし」
 晩ご飯の前に入ったのです。
「それじゃあね」
「もうだよね」
「後は本を読んで」
「そして学問に励むね」
「そうするよ」 
 こう皆に答えました。
「次はね」
「そうだね」
「じゃあ学問も楽しんでね」
「寝るまでの間ね」
「そうするよ、ただね」
 こうも言う先生でした。
「次の論文だけれど」
「ああ、麻酔の次の」
「そっちの準備もあるんだ」
「そうなのね」
「今度はね」
 次の論文のお話もするのでした。
「歌劇なんだ」
「そっちなんだ」
「麻酔の次は」
「これまた全く違うジャンルね」
「先生の常だけれど」
「色々な学問に励んでいるからね」
 先生はそんなご自身のお話もしました。
「だからね」
「それでだよね」
「医学の論文も書くし」
「芸術のものも書くね」
「そうするね」
「そうだよ、そしてね」
 それでというのです。
「今度はね」
「歌劇だね」
「そちらの論文を書くんだね」
「そうするんだね」
「そしてその歌劇はね」
 作品はといいますと。
「薔薇の騎士だよ」
「あっ、あの作品なんだ」
「リヒャルト=シュトラウスの」
「あの人の代表作だね」
「ドイツ歌劇の名作だね」
「あの作品についてね」
 まさにというのです。
「書かせてもらうよ」
「そうするんだね」
「麻酔について書かせてもらって」
「そしてだね」
「その後はね」
「薔薇の騎士について書くよ」
 こう言うのでした、そしてです。
 先生は今は麻酔について学んでいきました、ですが薔薇の騎士と聞いて動物の皆は考えるお顔になってお話しました。
「あの作品名作だよね」
「本当にそうよね」
「音楽もいいし」
「ストーリーも素敵で」
「結末まで最高だね」
「最初からね」
「僕もそう思うよ、何度観てもね」
 先生も笑顔で作品について言います。
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