暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 〜槍剣使いの能力共有〜
ALO編ーフェアリィ・ダンス編ー
23.グランドクエスト
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「うん!」

片手剣とガーディアンの剣の二本で周りにいるガーディアンを蹴散らす。

「うおぉぉおおっ!!」

ガーディアンの剣を投げつけ、さらに片手剣で二体のガーディアンを切断!!

「今だ、リーファ!!」

ガーディアンの間をくぐり抜け、リーファがキリトのリメインライトを掴む。

「掴んだよっ!!」

「そのまま、出口へ!!」

「うん!!」

リーファは、そのまま出口に向かい加速する。ガーディアンたちがリーファ元へ向かう。

「テメェらの相手は俺だぁ!!」

リーファに向かうガーディアンを行かせないように空中で食い止める。

徐々に徐々にHPが削られていく。
だが.......俺は........

ついにHPがレッドゾーンに突入する。

「シュウくん!!」

リーファが扉の前で俺の名前を呼ぶ。

「........了解!!」

重い体を動かし出口に向かい加速する。ガーディアンは俺を殺すため光の矢と剣を投げつけてくる。
ギリギリで避けながら地面に突き刺さる《月音の槍》を拾い上げ、出口に向かいさらに加速する。

だが、出口に目前で俺の体を光の矢が貫く。

「シュウくん!!」

「........リー....ふぁ.....」

(体が重い.......力が入らない)

リーファの目には涙が浮かぶ。

「まだだ..........まだだ!!」

重い足で地面を踏みしめ、リーファの体に飛び込む。

そして重い扉が閉まる。

「はぁ.....はぁ..........」

「.......シュウくん!!」

リーファが泣きながら俺を強く抱きしめる。

「リーファ.......それよりもキリトを」

「そ、そうだね.....」

涙を拭いながら、アイテムウインドウを開き、小瓶をオブジェクト化させると小瓶の液体をキリトのリメインライトにかけると黒い煙とともにキリトが再び姿を現す。

「.......キリトくん」

「......キリト」

キリトは、右手を一度握りその後また開き、しゃがみこんでリーファの手を握る。

「ありがとう、リーファ。......でも、あんな無茶はもうしないでくれ。俺はもう大丈夫だから......これ以上迷惑はかけたくない」

「迷惑なんて.......あたし.......」

リーファが声をあげるがキリトは立ち上がり、再び世界樹内部へ繋がる扉へ足を運ぶ。

「き、キリトくん!!ま、待って........無理だよ、一人じゃ!」

「そう......かもしれない」

「そうだよ.......だから」

「.........行かなきゃ」

リーファがキリトの背中に手を伸ばし
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