暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 〜槍剣使いの能力共有〜
ALO編ーフェアリィ・ダンス編ー
23.グランドクエスト
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であろうガーディアンの元へと飛ぶ。

片手剣の刃がガーディアンを貫き、消滅エフェクトが出現。そのエフェクトに隠れ背後から別のガーディアンが、それを背中の背負われた槍を抜き、突き刺す。

ガーディアン単体の戦闘力はそれほど高くないが集団戦で襲ってくるため頂点まで向かうことができない。

ふとキリトを見るとキリトは、狂ったかのようにガーディアンを次々と倒し頂点目指して突っ込んで行く。だが、ドームの半分に来たところでキリトが動きを一瞬止める。あたりを見渡すとキリトを囲むように弓を構えるガーディアンの姿が出現する。

「ーーキリト!!」

キリトに近づこうとするが、剣を持つガーディアンがそれを許さない。

「ーー邪魔だぁぁぁぁ!!」

片手剣と槍を振るいガーディアンを蹴散らす。すると上空でキリトの悔しいそうな叫び声がする。

「うおおおおぁっ!」

次の瞬間、上空から数本のガーディアンのものと思われる剣が落下してくる。そして、上空にキリトの姿が消え、黒いと紫の炎が空中に浮かんでいる。

「.........キリ、と.......」

あの時の記憶は鮮明に蘇る。アインクラッド第七十五層で無力に何もできずにいる中、キリトとアスナがヒースクリフにやられるのをただ単に見ていたあの状況を..........

「うおおおぉぉぉっ!!」

俺はキリトのリメインライト目掛けて加速する。ガーディアンがそれを邪魔する。

「邪魔だぁぁぁぁ!!」

槍をガーディアンに向かい投げつける。槍は三体のガーディアンを貫きそのまま地上に落下していく。

すると、さっきキリトを狙っていた弓を構えるガーディアンたちが俺を狙い一斉に矢を放つ。光の矢が無数にこちらに向かい飛んでくる。

(まだだ.........まだ死ぬわけにはいかないんだよっ!!)

剣を持つガーディアンから剣を奪い取り、飛んでくる光の矢を地面に叩き落す。光の矢が止んだ一瞬の隙に弓を構えるガーディアンたちをぶっ倒す。

「うりゃぁぁぁぁ!!」

二本の剣を操り、弓を構えるガーディアンに突進していく。近接戦では弓は、ほとんど無意味に近い。近接戦の二刀流にかなうわけがない。

だが、この瞬間にもキリトの蘇生時間は刻々と減っていく。

「クッソ........このままじゃ」

すると、ガーディアンの数匹が俺ではないどこかへと向かっていく。

そこには、なぜか彼女の姿が.......

「リーファ!!何でここに!?」

リーファは、ガーディアンの攻撃を避けながらキリトのリメインライトのもとへと向かっている。

「リーファ!!」

俺もリーファの元へと向かう。

「俺がガーディアンをなるべき引きつけるからその間にキリトを頼めるか?
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