第172話
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の下からどす黒い殺意を感じた。
ゆっくりと扉をどかすと、そこには悪魔より怖い女性が下敷きになっていた。
「ま、待ってくれ、シルビア。
これにはユウナ様が・・・・」
シルビアもユウナの事は知っている。
だからこそ、理由を話せばちゃんと分かってくれるとオッレルスは思った。
しかし、それは相手が言葉に耳を傾けてくれた時の話。
シルビアはオッレルスの言葉なんて聞かずに、その怒りをぶちまける。
「この大馬鹿野郎がああああああああああああああああああああああ!!!!!!
帰ってきていきなり扉を吹き飛ばすったぁ、いい度胸じゃねぇか!!
そんなに死ぬほど恐怖を味わいたいって言うのなら、味あわせてやるよぉぉぉ!!!」
「望んでもいない事を実行されそうになっている!?
ま、待て、話を聞いて」
「聞くかこのぼけぇぇぇぇぇぇ!!!!!」
「ひぃぃぃぃぃ!!!」
そんな二人のやり取りを、馬鹿の帰りを待っていた子供達は笑いながら見届けるのだった。
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