第五章
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を教えてなのね」
「伝えてね。魔術と」
そしてだった。その他に伝えるものは。
「お母さんの唯ちゃんへの想いもね」
「それもなのね」
「そう、伝えてね」
「そうするね。絶対」
唯はにこりと笑って小百合に頷いた。二人は確かな親娘だった。
血はつながっていない、だが二人は魔術と心で確かに親娘になっていた。そのうえで二人で魔女として生きていった。慎ましやかであるが幸せに。
魔術師の娘 完
2012・9・3
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