1話
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それはそれとして、変なあだ名を付けるのは辞めてほしい。
キルリアの方は、順調にレベルが上がりサーナイトに進化している。
正直、この辺りのポケモンでは相手にならないのでレベルも上がりにくくなってきている。
そして9歳となってトレーナーになるまで後1年という事もあり、俺は新たにポケモンを捕まえる事にした。
目標は10歳までに3体だからね。
という訳で、再び両親に頼み込んだ。
すると、もう既に諦めたのか今回はすんなり了承してくれた。
その後、父親がポケギアを取り出し誰かに連絡して来たのがナギさんという女性。
何でもこの人がポケモンを1匹譲ってくれるらしい。
ん、待てよ。ナギさん?何か聞いた事あるような、ないような。
まあ、どっちでもいいか!ポケモンくれるし。
そうして渡されたモンスターボールから出てきたのはチルット。
おお、ひこうタイプのポケモンじゃないか。
これでそらとんで何処でもいけるぜ。やったね。
因みに、そらをとぶを覚えさせなくてもトレーナーを乗せて飛べるが、これもトレーナーと同じく資格が必要らしい。
そりゃそうだよね。誰でも彼でも飛べたらそらがてんやわんやになっちゃうからね。
もしくは、バッチ5個入手でもそらをとぶ許可が貰えるらしい。
はやくジム巡りしたいぜ。
そしてとうとう10歳になった。
ポケモンも3体捕まえたし、準備は万端だ。
ポケモントレーナーの資格も無事取得できた。
それとチルットはチルタリスになった。
なったのだが、このチルタリスが何だかおかしい。
何がおかしいって、普通のチルタリスより毛が多い気がする。
そう、毛深いのだ。
こんな首や頭、手にも毛が生えてたっけ?
というか、チルタリスって手なんてあった?
あった気がする。あったあった。
うんうん、もう気にしない。
このチルタリスは、ちょっと毛深いチルタリスなのだ。
アーイエ、ナンデェェ!?
‥‥‥ふぅ。ちょっと取り乱した。
大丈夫、もう落ち着いた。
チルタリスはフェアリータイプ。チルタリスはフェアリータイプ。
これが普通なのだ。そうに違いない。
もう一度言うが、俺は10歳になった。
ポケモンも3体捕まえたし、準備は万端だ。
ポケモントレーナーの資格も無事取得出来た。
サーナイトは異常な程強いし、ミロカロスはやっぱり黒いし、チルタリスは毛深い妖精だったけど。
何だか俺のポケモンがおかしい気がするが、それでも俺のポケモン達だと思うと愛おしい。
チャンピオンにはなれないと思う。ポケモンリーグに出場できる程強くなれないだろうし、それどころかバッチ8個も集め切れないかもしれない。
それでも俺はポケモン達と勝
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