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私 あの人のこと 好きなのかも やっぱり好きなんだよ 昔からー
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仕事を終えて、帰ろうと外に出てきた時、イオが待っていてくれた。

「あっ 来てくれていたんだ」

「ウン 少しでも・・・ 危ないからな 俺の宝物だし」

「うぅー 嬉しい! さすが イオ だね!」私、抱き着いていた。

 そして、二人で自転車で帰った後、部屋に入っても もう一度イオに抱き着いて唇を寄せていた。

「まだ 肉じゃが残っているんだ マオが帰って来て食べるかなーってー」

「なんだ 全部食べてくれても良かったのにー マオはね おにぎりゲットしてきたの 50%オフのやつ 売れ残ったらね みんなにタダでくれても良さげなのに ウチのお店 それはしないで 捨てちゃうんだよー おかしいと思わない?」

「まぁ お店の方針なんだろうからー ただで持って帰らせるルールになっちゃうと  買われないように隠す人も出て来るだろうから・・・」

「そんなの・・・ 従業員を信用してないんやんかぁー」

「まぁ 今は いろんな人が居るからー 雇う側も大変なんだよ」

 その間にも、イオはビールを飲んでいて、私がお風呂から出てくると もう ベッドで横になっていた。今日も、試合があったのだろうから、疲れているんだろうな。私は、パジャマの上だけとショーツだけで、イオの横に寝そべって行ったのだけど、彼は反応しなかったのだ。だから、いつものように鼻をつまんだりしていたのだけど、この日は私も ちょっとエッチになっていて、彼のものを撫で上げているうちにトランクスの上から唇を寄せて口に含んだりもしていたのだ。佳波だって そんな風なことやってるって言っていた。

 私 いい加減な女なんだ。もう 三日月先輩のことは頭に無かったのだ。やっぱり イオが好き。
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