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私 あの人のこと 好きなのかも やっぱり好きなんだよ 昔からー
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だって だから、私が彼の傍に行きたいって言い出した時も 縦帯伊織利って 彼 言うんですけど 宝物を奪っていくのねって・・・」
「そうか 縦帯君かー 宝物をゲットした訳だ 確かに君は宝物だよ つくづく 彼が羨ましいよ」
「私 幸せになるんです 今も幸せなんですけどー もっと・・・母への恩返し」
「だよね 結ばれる運命の男と女なんだものなー こんなこと言うなんだけども・・・最後の1枚を撮った時 池から水柱が立ったように思えたんだ」
「そんなぁー 又 私を夜叉が池に連れ戻そうとするんですか」
「いや 今の君を見ていると 糸姫様も安心しているだろう むしろ 喜びの水柱だったんだろうな」
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