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大きいだけじゃない
第一章
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学校の時に新潟から引っ越してきている。好物はお握りだ。新潟だけあって米が大好きなのだ。
「今もね」
「怖いっていうんじゃな」
「うん、まだね」
「仕方ないのう。これが広島の言葉じゃ」
 浩二はこうも言う。
「あと野球はカープじゃ」
「部活はバスケでもなのね」
「そういうことじゃ。で、明子ちゃんな」
 浩二は今度は自分の横にいる明子にこう言った。
「最近困っとるんか?」
「困ってるって?」
「何か色々言われとらんか?よくない話題かのう」
「ああ、そのことね」
 浩二が何について言っているのかわかった。それはだった。
「それよね」
「心当たりあるんじゃな」
「言いにくいことだけれどね」
 明子の顔が苦笑いのものになった。

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