暁 〜小説投稿サイト〜
私 あの人のこと 好きなのかも やっぱり好きなんだよ 昔からー
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二人で待ち合わせをして、東京に向かったのだけど、私は無理を言って 浅草とスカイツリーを見てみたいと言っていたので、浅草で一泊とホテルを予約していたのだ。お母さんからは、出る前に いざという時に持ってなさいとお金を渡されていたけど、私は申し訳なくて、大学に入る時に貰ったお金も手を付けていなくて、そのままなのだ。なんとか、バイトのお金だけで間に合わせるようにしていた。今回も少しの蓄えがあったから
私は、昨日と同じ恰好で出てきていたのだけど
「マオ 可愛いよ きれいだ 昨日は言えなかったけど」
「ありがとう イオ うれしい」と、私は 早速 彼の腕にぶる下がるようにしていた。
伊織利さんが調べてくれて、浜松町から桟橋に出て、船で浅草に向かった。途中、私には初めて乗る船で、初めて見る光景。東京タワーも船の上から見れるなんて思っても居なかった。伊織利さんも初めてだと言っていた。でも、その水はとてもきれいとは言えなかった。
最初にスカイツリーに行って、だけど、上には登らないで下から見上げるだけにしていた。別に、東京の街を見たからってどうってこと無いよねーと、私の意見に彼も賛成してくれていたのだ。そして、浅草寺をぶらぶらとして、休憩のつもりで早い目にホテルに入って、彼がシャワーを浴びてからご飯に行こうと言い出して・・・
私は、お泊りを決めたときから迷っていたのだが、ここは部屋の中から洗面所がクリスタルの壁で仕切られていて、その奥の浴室もクリスタルで彼が脱いで入って行くのも見えてしまっていた。私は、こんなにいつも裸を見せ合っていても良いのだろうかと思いながらも、後から服を脱いでいった。
浴室に入って行った私と唇を合わせて抱きしめてくれて、私は彼のものがおへそ辺りに当たってきているのを感じていて、彼もわかったのか
「ふふっ これはマオと繋がるんだからね」と、私の手を添えさせるように・・・二度目だからって 私は素直に撫でるようにしていた。その後は、お互いに洗いっこをして、ご飯を食べに行こうと街に出たのだ。 これも、彼が調べてくれていて、有名らしいからと天丼のお店。彼はビールも飲んでいて、お店を出た後は隅田川沿いをぶらぶらとスカイツリーを見ながら歩いた。
「少し 寒くないかい?」
「ううん 平気」と、私は彼にくっつくように歩いていた。
「マオ 昨日 親父が言っていた 夢で見たって話 気にするなよ 男ってさー 自分の理想の女の子が夢で出てきたってことは よく あることなんだよ マオは可愛いから たまたま 似ていたってことだけなんだからー」
「うっ ・・・ イオのお父様なんだから そういうこともアリかなって思っているんだ マオは もう 平気だよ イオとは もう 結ばれているんだからー 糸姫様にも報告した
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