第9話 戦力拡大大計画 【提督視点】
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眩しく日差しの差し込む明るい執務室、その中心で深々と椅子に座り込む男が…
まぁ、俺だ。その前には数日前建造した2人が…
「早速、考えて欲しいことがあるんだが…」
「「問題ありません」」
「ま、まあそんなこと言わずに」
この2人なのだが…最近どんどんイエスマンみたいになってきていて
扱いなどが少し困ってきている。しっかり尽くしてくれるのは
嬉しいのだが…作戦のブリーフィング中に意見を聞いても、「提督の作戦なら大丈夫です」
とか、意見を言うのを拒否したり、と、でも、困っている時は甘えさせてくれなかったりとか、
なかなかスパルタだ。
近海で敵を殲滅してからこうなってきてしまっていたので、俺は何かしら
致命的なことをしてしまっていたかと思っていた。が、報告書にはそういった旨は書かれていなかった、
これが提督として艦娘に認められるための登竜門だと思ってる。
「考えて欲しいのは…我が軍の軍拡計画についてだ。」
「ふむ…ならばF15EJはどうでしょうか。比較的打撃力もあり、高い汎用性と、安定性を持ちます。他にも
この前のリソースもありますしね、さらに、F14を量産することはどうでしょう。我々の中でいちばん早い速度を持つと思います。」
「いや、スホーイ34はどうだ!?」
今回も自分で考えろと呼ばれると思ったが、念の為意見を聞くために呼び出したのだが、
俺がその旨を2人に伝えると、水を得た魚のように自分の知らないような航空機の話題を上げ、
その航空機についてのプレゼンを始めたのだ。
そんなふたりの間にはまるで電撃が走ったかのような緊張感があった。
「;と、とりあえず落ち着け」
「…それもそうですね」
「そうだな。」
とりあえず俺が落ち着くように言うと、2人は矛を下ろしていたが、それでも
凍てつくような重圧は落ち着くところが増えていくばかりで一切
安心することは出来なかった。
まあこのふたりが熱心に紹介するのだろうのだから相当優秀な
艦娘たちなのだろうが流石にそんな資金と素材は足りない。
出来れば穏便に収めたいところだが…
「 出来れば、汎用性の高い機体がいい。」
「なるほど。ならば、やはりF15系統がいいと思います。
考えは変わりませんね、」
「…」
「F15系統の媒体はあるのか?」
「この前海岸で拾ったF15ejならありますね」
「うーむ…それならF15だな。」
早速建造と行くか!
「やあ、妖精さん。」
「こんにちは、今日は建造ですか?」
「ああ、そうだ。この媒体を元に建造してくれ。」
「建造!建造〜」
目の前が火に包まれるこの風景はなれないな
「提督さん?」
「ん、F22か?」
「はい」
「ところで疑問に思ってたんだが」
「なんですか?提督」
「F22って、な
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