第95話 幸せな夢の中で
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理、左がザックームで魔法を反射しますので気を付けてください!」
エマが魔獣を分析して私達にそう話す、ならば私は魔法を反射する方を狙う!
「蒼裂斬!」
青い斬撃を放ち魔獣を攻撃する。よし、ダメージを与えたぞ!
もう一体の魔獣がカバーしようとするがジン殿に体を押されて邪魔をされた。
「そちら側にはいかせんぞ!」
魔獣はジン殿を衝撃波で吹き飛ばすがそこにオリビエ殿やエステル、エマの複数のアーツが放たれて魔獣を直撃した。
「よし、このまま奴らを分断して倒すぞ!」
リィンは分け身を使い本隊がフレアアローを放ち魔獣を攻撃する、そして分け身がもう一体に紅葉切りを放ち攻撃を仕掛けた。
「おらあっ!!」
アガット殿の炎を纏った一撃『フレイムスマッシュ』がザックームにヒットして怯ませる。すかさずジュボッコがそちらに向かおうとするがリィンが投げた煙幕手榴弾が視界を遮った。
そこにリィンと分け身が飛び回って錯乱を仕掛ける、そして困惑している隙にオリビエ殿とエマが放ったアーツが直撃した。
「よし、このままいけば……ッ!?」
リィンがこのままいけば押し切れると更に攻撃を仕掛けようとする、だがそこに更に大きな霧が集まって2体の魔獣を包み込んだ。
そして2体の魔獣が重なるように合わさると霧が晴れてそこからさらに大きな魔獣が姿を現したのだ。
「合体した!?」
「来るぞっ!」
エステルは魔獣が合体したことに驚き魔獣が腕を振り上げた、そしてアガット殿の叫び声と共に勢いよく地面を叩いた。
なんとか全員がその攻撃をかわすが魔獣は姿を隠してジン殿の背後に回って奇襲を仕掛けてきた。
「ふっ!」
奇襲に気が付いたジン殿は攻撃をいなして逸らす、そして反撃を打ち込むが直ぐに姿を消されてしまいかわされた。
「くそっ、早いな!」
「エマ、アイツの居場所は分からない?」
「探ってはいますが動き速度が速くて……ッ!?前から攻撃が来ます!」
エステルはエマに魔獣の居場所を探れないかと言いエマも既に探る動きを見せていたが魔獣の動きが速いためにとらえきれないようだ。
だがエマは何かを察したのか攻撃が来ると叫んだ。すると魔獣が高速で移動して体当たりを仕掛けてきたんだ。
「がはっ!?」
「ぐうっ!?」
私はかわせたがオリビエ殿とシェラザード殿が体当たりを喰らい地面を転がった。
「また来るぞ!」
アガット殿がそう叫ぶが魔獣は既に姿を消してしまった。
「リィン、あの手で行くぞ」
「あれか、了解!」
わたしとリィン
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