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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人)改 再構築
1部 魔窟海鳴市
1章 始まりは突然に
援軍遅すぎ・・・呪文は疲れる
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「下等種族は逃げ足が速いな〜」
氷室が冷笑し、後ろにはアンドロイドとその子分とみられるメイドのアンドロイドが控えていた。
「いえいえ、ヘタレナルシストさんのいう選ばれた種族がたいしたことないだけですよ」
俺は時間を書けるように相手をあおって見せた。
「貴様だけは殺す!行け、イレイン!」
「……了解。」
俺は瞬時にリュックを自分の元に転送し、その中からどう考えても容積に入りきらない日本刀を取り出した。
周囲が驚いているが、知ったこっちゃない。
「
着火
(
ちゃっか
)
」
力ある言葉を発すると、刀の刀身が赤く染まりだした。
「誰から消し炭になりたい?」
氷村の隣にいるイレインと呼ばれたアンドロイドが右手を前に降りかかると同時に、
後ろにいたアンドロイド達が一斉に襲い掛かってきた。
「貴様らからか?鉄くずになりやがれ!二人とも目をつむっていろ、絶対グロくなるから」
「
爆炎障壁
(
ガンズンロウ
)
」
巨大な炎の障壁が現れ、
神刀夕姫
(
しんとうゆうひめ
)
の効果で、
威力が増大した炎の壁が襲ってきた自動人形を焼き尽くす。
すぐさま新たに呪文の詠唱に入った。
「メーノー・シルマン・ゲイオ・ブ・バビロン」
力ある言葉を唱えると、俺の手に魔力が集中し始めた。
次の瞬間、空中に巨大な弓が現れ、光の矢が形作られる。
『
魔弓閃光矢
(
レイボウ
)
』
矢を放つと、鋭い音と共にエネルギーが解き放たれた。
エネルギーの矢は空気を切り裂き、雷鳴の如く轟く音とともに相手を貫いた。
古代神ブラック・モウの力を借りた強力な矢が飛び出した。その威力は凄まじく、
まるで破壊の神が降臨したかのようだ。
エネルギー矢は目にも留まらぬ速さで飛び、激しい轟音とともにイレイン以外のアンドロイド達を次々と貫通し、爆発的な威力で破壊していく。
矢の軌跡にはエネルギーの残光が残り、全てのアンドロイドが消滅するまでのわずかな瞬間が、
まるで永遠のように感じられた。
これで自動人形は完全に終了だ。
呪文を使い終わった瞬間、ひどい吐き気と異常な汗が出ているのを感じた。
呪文の使いすぎか、気を張ったり意識を保ったりして、俺の精神がバジバシ減っているのが現状だ。
そして今の呪文は普通の呪文より高度な呪文系列の古代語呪文・・・かなり不味い気がする
そういえば、D・Sも初期の頃はガラとの対決の時、10ぐらいの呪文で疲れていたっけ。
「――――すずか!アリサちゃん!」
やっと救援部隊が向こうから来てくれた。
これで少し気が抜ける。安心したのがいけなかった。
「きゃぁあああああああああああああああああああ!」
アリサとすずかの悲鳴が
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