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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人)改 再構築
1部 魔窟海鳴市
1章 始まりは突然に
その名は南條綾
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た。
風都にいる探偵のおやっさんのまねをして。
「さぁお前達の罪を数えろ」
「下等生物のぶんざいで!!
調子こいてんじゃねえぞ。舐めるなクソガキッ!!
お前等何してるッ!!相手はやるっていってもガキなんだぞッ!?
一斉に掛かれッ!!」
氷村は指差しながら手下に向かって盛大に喚き散らしだす。
いい加減本人が動くということを知らないのかね。
「し、しかし……」
「あんなワケ分かんねぇガキとやれってのかよ……」
黒服の皆さまは少し後ずさりしながら話をしていた。
まぁ俺は普通の人間なんだけど、魔法を使用しているから、普通とは違うか。
わかっていたけれど、前にいるアンドロイドって女しかいない
作った八の趣味がわかるな
しかも全員格好メイドさんかよ。
手下達は氷村の指示があったが、ためらって一向に動こうとはしなかった。
まぁそれが普通だ。見知らぬ技術を見れば、誰だって恐怖を感じるのが人間だ。
その時、上のほうに殺気を感じたのはこのすぐ瞬間だった。
アリサとすずかを抱えながら、
加速
(
ヘイスト
)
の呪文と肉体強化の呪文を同時並行で発動。
コンテナの陰から飛び出した一陣の影。そのままいたらお陀仏間違いなかった。
ちらっと見たら、クレーターになっていた。
あんな化け物と戦っていられるか面倒くさい。
三十六計逃げるか勝ちだ。
俺は二人の手をつかみ逃げ出した。
その時に煙球を投げつけて
煙が出ている間に脱出。
黒服の人たちは、状況が理解できずにまだ立っていただけだった。
とりあえずは逃亡成功。
この二人を安全な場所にもって行きたいところだけど、しかしまずいな。
ヘタレナルシストはまだしも、あのクレーター作ったアンドロイドの戦闘能力はちとやばい。
俺一人ならどうにかなるが、2人もいるとなるとやはり勝手が違う。
俺にとって初戦闘もあってかなり追い詰められているのも確かだ
その時、工場の入り口辺りから声が聞こえてきた
「すずかッ!アリサちゃんッ!!」
「すずかお嬢様、アリサお嬢様!」
多分助けが来た。
「お姉ちゃんとノエルさんの声だ!」
「これできっと大丈夫ね」
お姉ちゃんとノエルってぇと女性二人?
それはまずい状況じゃないのか?
それでも魔眼で確認。方角はあっちだ。
細かいことは後で確認しよう。とりあえずは合流が先だな。
なぜなら小太刀をもった男性もいたので多分戦力にはなるのだろう
俺一人よりは人数が多いに越した事は無い
俺は二人に話をした
「なら合流するか?まだ体力はあるのか?」
「大丈夫です!」
「ここで動かないとどうにもならないでしょ」
頼もしい子供たちだと思っていたのだが、予想より
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