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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人)改 再構築
1部 魔窟海鳴市
1章 始まりは突然に
強い友情は格好いいことを知ったのだが、吸血鬼はこんなのばかりなの?
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ないな。
そういえば、このすずかって子も結構な魔力を持っていることに今更ながら気づいた。
基本俺より低すぎたら微々たる差って感じもあったんだけど、とりあえず話を聞いてみるか?
真っ白なスーツに身を包んだ、いかにもナルシストな男が肩脇に立ち、感情の無いメイドさんがその後ろに控えている。
周囲にはメイド部隊と黒服が配置されている。
いつでも攻撃に出られる状況だが、2人を守りながら戦うのは難しそうだ。
メイドは多分アンドロイドかなんかだろう?
人の気配じゃないな
そして黒服は拳銃やら物騒な武器を持っていやがった。
叔父様という事は、身代金ではなく、お家騒動の為の人質か。
周囲には人気も人気もない。やはり応援を待っても無駄だな
まあ、動くしかないか。
「おじさま、子供3人をこんなに大人数で囲むなんて、大人気ないと思わない?
それに小学生と思われる姪っ子を誘拐なんて、人としてのモラルがないのでは?」
「下等な人間と一緒にするなあああ! われわれは貴様たちとは違うんだよ。
頭に蛆虫がついているようなメス豚の貴様らにも理解できるように教えてやろう」
めっちゃ選民意識を持った思考の持ち主だとわかった
「氷室のおじ様、やめてください。お願いですから」
「す、すずか!?」
今まで冷静だったすずかは泣きそうな顔で、氷室ってやつに哀願していた。
それを見たありさも何事かと不思議がっていた
「われわれは夜の一族。勿論、そこにいるすずかも同じだ。
われわれは貴様たち人間よりも長寿で力もあり、頭脳面積の大きな一族なのだ〜」
いやいや、その台詞で頭が良いと言われても信じられないだろ。
いうか吸血鬼てこんなものなのかな。
BASTARDでもダイアモンドもこんな感じだったし。
「あ、あああぁぁ……!」
「・・・・・」
まあ、魔窟海鳴だったらこんなの日常茶飯事だと思うし、アリサは目が点になっているし。
「どうだ!?分かっただろう! 貴様たちのような下等な人間とは違い、超人的な肉体を持ち、血を求めて人の生き血を吸う選ばれた種族!
それが僕達、夜の一族だ!!」
「いやぁ…言わないで…言わないでよぉ……!」
すずかの泣き声が響いてくる。それはすごく悲しみの声。女の子が泣いているのはきついな。
情報を聞き出す為に少しこいつに話をさせすぎたのかもしれない。
「さあどうする? 貴様の仲良しこよしなお友達は、貴様らの世界で言うバケモノだったのだ。
どんな気分だぁ?、裏切られた気分か?
信じられない気分かぁ?」
あほ面で俺というよりアリサに向かって言っていた。
「それが何!!まぁあんたが言ったように、すずかが吸血鬼って言うのは仮に本当
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