暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人)改 再構築
1部 魔窟海鳴市
1章 始まりは突然に
怪しい車に近づくのはやめましょう
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んから教えてっもらったことの一つだ
いざとなればこんな縄はすぐにほどける。
子供だと思って簡単な雑な方法で手枷されてる感じだった


「!?」
 二人はびっくりした表情をしている。
どうやら文句の1つや2つ言われる覚悟だったみたいだ
文句言ってこの状況が変わるんだったら文句も言う可能性はあるが、
大声出したほうが絶対に状況が悪化するのはわかってる。

「少し動ける?とりあえず縄を外す。」

 そう言って私は椅子から立ち上がり、様子を見る。

「アンタ、手の縄どうしたの?」
「抜けた」
 
 TRPGの技能があってよかった。
無くても忍者の技能で何とかなったと思う。

 やはり攻撃一辺倒な能力ではなく、
このようなことにも役立つ。
しかし、少し変に肩を動かしたから、身体が痛い。
数時間こんな石の上で寝かされてたからかもしれんが
体力面ではかなりマイナスだな。
まあ、縄を抜けれたからよしとしよう。
とりあえず俺はきょろきょろと周囲を見直した。

「・・・さて。連れて来られたみたいで、ここは二階だね。窓もないし。」
どうしようかな・・・?

 まずいつの時代なんだ?
3だったらいいけれど、それ以外の時代なら誰かいたか?
2のリスティは警察協力は3だったし、
陣内さんは良くわからないし、
神咲薫さんは退魔師だから関係ないし、
御神や不破は・・・1や2の時代ならあるのかな?
そういえば・・・士郎さんが・・・
その瞬間また記憶の中にもやみたいなものがあり
とらいあんぐるハートの記憶は少しずつ薄れていく感じだった。
どうやら思い出しては消えていく感じなのかもしれない

 とりあえずいたとしても関係性ない。
助けを求めようとしても、場所もわからず、連絡の取りようもない
こんな時、風都ならおやっさんが来てくれそうだけど、
やはり自分で何とかするしかないのかな?
あまり目立った行動はしたくなかったが。
幼女が二人いるのも気が引けるしな・・・
多分おれとあまり年齢は変わらないと思うが・・・
だけど、理性的に冷静さを持ってるのだから、成長が遅い中学生なのかもしれない
俺がそう思案していた時に金髪の少女が俺に話しかけてきた。

「ちょっと!私とすずかのも切りなさいよ!」

「はいはい!」

 こっちの紫の子はすずかというのか。

「アリサちゃん・・・」

 金髪の勝気そうな女の子は「アリサ」。
アリサ…アリサどこかで聞いたような名前だけど。
いたなぁ、アリサ・ローウェルって。
だけど、アリサとは違うか。
確か友人はいなかったはずだったはずだし、亡霊でもないしね。
シチュエーションはよく似てるけど。
はぁ・・・でも少し静かにして欲しかったなぁ・・・こんな
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