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私 あの人のこと 好きなのかも やっぱり好きなんだよ 昔からー
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 水曜日、私はドキドキわくわくして食堂に向かうと、深川翠さんはメニューを見ていて

「すみません お待たせしてしまってー」

「ううん 今来たとこ 私 あんまりここに来ないから、なににしょうかと選んでいたの」黒のスリムパンツにヒールが高めのパンプスで、振り返った顔に留めていない髪の毛が揺れて、女の私でも、その魅力にドキっとしてしまった。

 私も、あんまり来ないのだけど、C定食 ミニの卵丼とみそ汁、サラダを選ぶと、先輩はハムサラダにレモンソーダを選んでいた。私達が席に着くと、みんなに注目されて視線が集まっているのがわかった。
 
「あのう お昼はそれだけなんですか?」

「そーいうわけじゃぁないけどー 私 あんまり 炭水化物は好きじゃぁないみたいよ」

「へぇー それは 美容の為なんですか?」

「そんなことないけどね なんとなく」

「でも この前 たこ焼きを・・・」

「あれは 匂いに釣られてしまったの あなたも居たしね」

「あっ あー ありがとうございます」

「ううん 美味しかったわよ 食べやすかったし 前は 串じゃぁなかったわよね?」

「みたいですね 今年から・・・変えたんです そーしたら 好評で」

「そう あなたの 提案かしら?」

「そーゆうわけじゃぁー みんなの・・・食べる気の人は6コじゃぁ 物足りないかも知れないけど 3コだと つい 買いやすいかなって・・・」

「そうねぇ 私も ついネ つられてしまったわ! ねぇ 私 あなたのお名前 詳しく知らないの 教えて下さる?」

「はっ 奥浦真織 生物資源科学科1年です」

「私のことはご存じでしょ 深川翠です あなたのことは 聞いたわ 男の子に人気があって みんなが狙っていたのに 直ぐに 誰か男の子と二人で仲良く庭園でお弁当食べていたって」

「ええ まぁー 私 好きな人が居て 高校の時から だから、一緒の大学にって・・追いかけてきたんです 私 あの人の傍に居なきゃーって 思い込んでいて・・・」

「まぁ 情熱的なのね その人とお弁当なの? うらやましいわぁー」

「先輩は お付き合いしてる人っているんですか?」

「私? 居ないわよ 私って こんなでしょ だから 真剣にお付き合いしてくれる人なんて現れないのよ 相手にしてもらえなくってー」

「うそぉー そんなこと、無いでしょぉー? 皆がミス宇大とかマドンナだって・・・」

「まわりが そー言ってるだけでねー 高校の時からそう 雰囲気で敬遠されちゃうの 結局 持てないのよー それに、高校も女子高だったから 男の人とは縁が無いの だけど、彼氏が居ても あなたが周りの男の子に人気あるのって 不思議でね 私も勉強させてもらうわ」

「そんなー 私 な
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