第一章
[2]次話
十二単を着てみた
京都で暮らしているエリザベート=フォン=シュターゼンはドイツのバイエルン出身である。両親の仕事の都合で今は京都で暮らしている。
金髪碧眼で泣かい髪の毛を持っている。よく人形の様だと言われている幼稚園児である。彼女には一つの憧れがあった。
「かぐや姫みたいにね」
「童話の?」
「そう、あの人みたいに」
まさにとだ、クラスメイトで友達の花京院水樹黒髪をおかっぱにして大きな黒い目を持つ彼女に話した。
「十二単着たいの」
「それならね」
水樹はエリザベードの声を聞いて言った。
「映画村で時代劇の服着られるから」
「それでなの」
「あそこに行けばね」
「十二単着られるの?」
「そうかもね」
「それじゃあ」
エリザベートは水樹の話を聞いて言った。
「今度ね」
「映画村行って来るのね」
「そうするわ」
こう言ってだった。
エリザベートは実際に映画村に行った、両親にお願いして休日に行った。すると両親は映画村の中を見回して言った。
「ここが映画村か」
「昔の日本を再現しているわね」
「時代劇の撮影もするんだな」
「面白い場所ね」
「色々観て回ろう」
「それでエリザベートもね」
「うん、十二単着るわ」
エリザベートは両親に笑顔で応えた、そうしてだった。
まずは映画村の有名な場所を巡った、お白洲に池も見た。明治時代の場所もだ。
他にも色々巡って楽しんでだ、それからだった。
エリザベートはいよいよ十二単を着ることになった、江戸時代の服が多いので十二単はあるかどうか一家は不安だったが。
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