第四話 ウルトラ兄弟の危機その十一
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えで頷いてから言った。そして宣言してきた。
「聞くがいい、ウルトラ戦士達、そして人間達よ」
「何だ」
タロウがそれに問う。
「今より我々は本格的な地球侵略を開始する。その為に諸君の前に今怪物を解き放とう」
「怪物だと!?」
「そうだ」
ヒッポリト星人は何とか助かったメビウスに対しても言った。
「それにより諸君等にこれまでにない絶望を与える。そして」
「どうするつもりだ」
「それからだ」
彼はヒカリに応えてさらに言う。
「地球を我等のものとする。それではな」
彼等は姿を消した。後には三人のウルトラマンとブロンズになってしまったレオ達が残された。
「教官・・・・・・」
メビウスがタロウに声をかけてきた。
「心配することはない」
タロウはメビウスにそう言って安心させる。
「だが」
「ええ」
「辛い戦いになりますね」
ヒカリも言った。彼等はブロンズ像になってしまった同士達の姿を見てこれからの険しくなるであろう戦いと彼等のことを想うのであった。
第四話 完
2006・12・11
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