暁 〜小説投稿サイト〜
ウルトラマンメビウス ウルトラ兄弟最大の戦い
第二話 兄弟戦士登場その七
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
それは一瞬のことであった。
「しかしだ」
 レイがまた口を開いた。
「敵はブラック指令だけではない。他にもいる」
「他にも」
「そうだ。だからこそ我々が来た」
「おそらく僕達だけではない。メビウス」
 ゲンの声がさらに険しくなる。
「覚悟はいいな」
 言葉と共にミライを見据える目の光も強くなる。
「この戦い、これまで以上に激しい戦いになる」
「それでもいいな」
「構いません」
 それに答えるミライの声もまた強く確かな決意に満ちたものであった。
「僕はその為に地球に来ているんですから」
「わかった」
 ゲンはその言葉を聞いて目で頷いてきた。
「それでは僕達も力を貸そう」
「この星の人達の為に」
「貴方達もですか」
「そうだ」
「君達と共に」
「有り難うございます・・・・・・」
 ミライは彼等の言葉に何を言っていいかわかりかねていた。ただこう述べるだけであった。
「まさか貴方達まで」
「感激している暇はないぞ」
「そう、敵はまた来る。だから」
「はい!」
 メビウスとしてレオとアストラの言葉に頷いた。そして再び戦いへと想いを馳せるのであった。


第二話   完


                        2006・11・18

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ