ライブネクスト オーダー・ザ・アンチスピリットチーム
影に潜む正義の者
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互いウィン&ウィンって事で引き続き頼むわ」
士「それは俺も望むところだ」
そう言うと士はオーロラカーテンでラタトスクへと向かった。
ラタトスクへと着くと左の道を進む、そこには談話室と書かれた看板、士は扉を叩いた。
士「ウッドマン卿、俺だ」
自動扉ロックが解除されると扉が開くと同時に中へと入る。
ウッドマン「やあ、よく来てくれたね。もう少しでコーヒーが出来るから好きに座っていてくれて構わないよ」
士「それには及ばない、俺の好きにさせてもらう」
そう言って士は左の席に座る前にティーカップを揃えていく。
ウッドマン「悪いね、手伝わせるつもりは無かったんだが」
士「早く飲めればそれに越したことは無いだけだ、気にしなくていい」
そうしてコーヒーをテーブルに置き、お互い席に着くと電子資料を展開した。
ウッドマン「アンチスピリットチームの案件においてウチの者が世話になっているね」
士「寧ろあの二人なくしてこのチーム名は無いと分かった上での判断だがな」
軽くコーヒーを口にするウッドマンは士にある事を聞く。
ウッドマン「そろそろ教えてくれてもいいんじゃないか?澪が今どうしているか?君の口から聞かせてほしいんだが」
士は資料を見せる。
士「今、澪は士道と共に十香を蘇らせる方法を探している。あの精霊はまだ消えてはいない。恐らく士道の肉体の中で自我だけが存在し、士道の中で眠り続けている」
ウッドマン「な、なんだって……」
突然の話に驚きを隠せないウッドマン、今の士道の状況を知ったウッドマンは……」
ウッドマン「それじゃあ、今彼の中には……」
士「そう、今の状況で簡潔に言うと士道は十香と一体化してる。そこで澪はある技術を用いる事で、十香の人格を覚醒させる方法を思いついた。それがこれだ……」
資料に掲載されたデバイスの設計図を見るとウッドマンは驚く。
ウッドマン「これは……」
唖然とする中ウッドマンを少し満足気に凝視しながら士はコーヒーを飲み干した。
ライブジャスティス本部
真那「義姉様、どう思っていやがります?狂三がまた力を取り戻した事」
食堂内で焼き鳥と缶コーラを手に休息を取る二人、折紙は砂肝を口にすると呟く。
折紙「まさかガイアメモリの力とは言え、一時的に精霊の力を取り戻す事が出来た。それは澪が何らかの形でまだ霊結晶の力を温存していると考えていい。とにかく今は士道の言う十香蘇らせる力として時崎狂三の力に頼るしかないと思う」
折紙自身も決して悲観的ではないにしろ精霊の力を持たない自分を少し気にしているらしい。事情を受け止めた真那はレバーを口にした。
すると……
マリア「あら?二人ともこんな所で何してるの?」
コン
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