第一話 海から来た怪獣その一
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「隊長!」
「あれはタッコングだ」
「タッコング、かって海から現われて日本を脅かしたという」
「そうだ、奴は火を噴く」
シンゴはそう説明する。海面から丸い巨大な怪獣が姿を現わしこちらに向かって来ていた。
「一人では向かうな、いいな」
「わかってます、けれど」
「ウルトラマンが来るまでだ」
「ウルトラマンが!?」
「そうだ、それまで待つんだ、いいな」
「わかりました、ウルトラマンがですね」
もう一度尋ねた。
「ウルトラマンが来るまで」
「わかったな」
「ええ」
その言葉に頷く。これでミライの心が固まった。
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