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私 あの人のこと 好きなのかも やっぱり好きなんだよ 昔からー
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 なんか 曳かれていて・・・ず〜っと以前から知っているような・・・」

「あなた 何 言っているのか理解できない! お付き合いしてたの?」

「数回 お話しただけ」

「ふ〜ん それで 嫌になったの?」

「わけじゃぁないの 向こうから声を掛けられて・・・お付き合いしよう思っていたのよ マオも嬉しかったし、好きなの・・・ だけど それから 彼から何にも連絡無くて・・・その間に他の人と知り合いになって・・・彼と久しぶりに会った時、そのこと責められて・・・マオは見栄張って あなたには関係ない ウチの勝手でしょ って言ってしまったんだー とんでもないことを言ってしまったと思ったけど、それっきりで 伊織利さんはマオが振ったと思ってるんだわ それっきり会えてないの」

「そりゃー そーだわ そんな風に言われたら・・ それで、あの先輩は 知ってるの? そのこと その伊織利君を振ったひどい女の子がマオだってこと」

「ううん 知らないはず だって 伊織利さんとお付き合いしてくれたらいいのにねーって この前も言っていたからー マオの写真を送るから、気が変わってくれたらいいのにねーって言っていたの」

「そっ そう なんか 混乱してきたわー ちょっと待ってよ 先輩は伊織利君を振った女の子のことをろくでもない女よって、それでマオのことは伊織利君の嫁になってくれたらとか言って・・・別人なんだと思っているのね お母さんも、その子のことバカ女とかボロカスに言っていたのに、実は我が子のことだったのね でも、マオはとっても良い子なのよ そして、マオはひどいことを言ってしまったと後悔しているけど、本当は好きなのね じゃあ お互いに まだ 好きって 想っているってこと? で そんなことになっているって先輩は知らない・・・」

「うん だと思う この前 縦帯さんとこにお邪魔したって話したでしょ その時に、伊織利さんの部屋に入れてもらったの その時にね 彼の机の前に (関係ないやん ウチの勝手やろー てっか? 俺が好きでいるのも勝手やろー ず〜っと) 書いたのが貼ってあったの 彼が書いたんだわ どんな気持ちで書いていたんだろうって その時、マオは 彼に会いたいって思ったわ 今度は離れないで側に居たいって・・・」

「ちょっと 待ってぇー マオ まさか その宇都宮って・・・ダメ ダメ だめぇー そんな 男を追ってなんて あんた 思い詰めてるだけよ! そんなことしたって 向こうはもう女の子見つけてるかも知れないしー マオだって 男の子を好きになったっての初めてでしょ? これから、もっと良い子 現れるかも知れないしー マオなんて いっぱい寄って来るわよー 選び放題よ!」

「お母さん マオは伊織利さんが好きなの 側に居たい 学校だって あそこで、新しい食品の勉強
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