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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第135話 戦いは続く!イッセーを狙う執念の刺客!
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間界に生息している屈強な猛獣100体の細胞を使って生み出したオリジナルボディ……イッセー君、君を殺す為だけに作ったんだぜ?」
「俺を殺す為にそんな怪物になったのか?」
「そうだ!俺は君に……お前に勝ちたいんだよ!生まれて初めてだ、うぜぇからとかじゃなくて純粋に勝ちたいって思ったのは!」
フリードは飛び上がって俺の側に落ちてきた、砂煙が上がり俺達を包み込む。
「ほらよ」
フリードは猛獣の肉をいくつか渡してきた。
「なんのマネだ?」
「ここに来るまでに多少は消耗してるだろ?俺は全力のお前とやりたいんだ、それ食って回復しな」
「なら有難くいただくぞ」
俺はフリードがくれた肉にかぶりついた。毒が仕込まれてる可能性もあったが今のこいつはそんな姑息な事はしないと直感で感じ取ったので気にしなかった。
「……ふう、ごちそうさまでした」
俺は手を合わせて合掌する、そしてフリードに向けて戦闘の構えをする。
「さあ始めようぜ、イッセー!俺とお前の最高のデートをなぁ!!」
「肉のお礼だ、最後まで付き合ってやる。フリード、今度こそお前を捕える!」
もうこいつは今までのフリードじゃない、俺もマジでやらなければ殺される可能性がある。
「はっ!」
まず先行したのは俺、体をひねりながら左足で回し蹴りを放つ、フリードはそれを右の肘で受け止めた。
だが一瞬動きの止まった隙を見逃さずに左拳で奴の腹部に打撃を打ち込んだ。
(硬い!)
最初に感じたのは奴の硬さだった、鋼鉄すら凌ぐほどの硬さに俺の拳は手ごたえの無さを感じていた。
「でやっ!」
「ひゃはっ!」
互いに上段回し蹴りを放ち蹴りがぶつかり合う、だが先に攻撃を仕掛けたのはフリードで奴の拳が俺の顔面に突き刺さった。
「ぐっ!」
間髪入れずに俺の首目掛けて奴は鋭い蹴りを打ち込んできた。俺はしゃがんでそれを回避するが後ろにあった大きな柱が綺麗に切断された。
「はぁっ!」
「ぬあっ!」
お互いに握り拳を作りストレートで打ち込む、互いの拳がぶつかって大きな衝撃が走り広い部屋を揺らした。
「ぐおっ!」
「うがぁぁっ!」
そして衝撃波が発生して俺とフリードは地面を転がった。
「……強いな」
俺はフリードの強化された肉体を実際に戦って強いと感想を言う。パワー、スピード、耐久……すべてが格段に上がっている。
「ひゃはは、まだまだこれからだぜぇ?」
フリードは楽しそうに笑いながら立ち上がった。
「おりゃぁぁぁっ!」
「うおっ!いきなりですかい!?」
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