第三幕その七
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「ご飯の後は」
「わかりました」
「是非そうしましょう」
「そちらも楽しみですね」
「お風呂の方も」
「そちらも」
「そう言ってくれて嬉しいよ、じゃあ気持ちよく入ろう」
その温泉にというのです。
「皆でね」
「いや、美味しいものにお風呂なんてね」
モジャボロはゆで卵を食べながらにこにことして言いました。
「最高だよね」
「そうだよね」
弟さんもまさにと頷きました。
「こんないいことはないよ」
「いい村だね」
「全くだね」
「いや、これは素敵だ」
教授はジャガイモの上にバターを乗せてそれを食べて言いました。
「お食事の次は温泉とは」
「どっちも学びがいがある?」
「あるとも」
トトににこりと笑って答えました。
「村自体もそうでお料理もそうであり」
「温泉もだね」
「楽しんで」
そうしつつというのです。
「学ばせてもらうよ」
「そうだね、じゃあ温泉も入ろうね」
「是非共」
「いやあ、幾らでも食べられるよ」
腹ペコタイガーはベーコンをとても美味しそうに食べて言うのでした。
「美味しくてね」
「そうだよね」
臆病ライオンも大きなハムを食べています、そのうえで腹ペコタイガーに応えました。
「これはね」
「とても美味しいね」
「全くだよ、ただね」
「ただ?どうしたのかな」
「いや、食べた後だけれど」
臆病ライオンは腹ペコタイガーにそれからのこともお話しました。
「どうしようか」
「ああ、そのことだね」
「僕達も温泉入らせてもらう?」
「そうする?それで奇麗になる?」
「うん、いいよね」
「それもね」
腹ペコタイガーは笑顔で応えました。
「楽しもうね」
「そうしようね」
「そうよ、皆で楽しんでね」
おばさんは二匹に優しい声をかけました。
「温泉もね」
「おばさんがそう言うならね」
「是非ね」
「そうしようね」
こうお話するのでした、そしてです。
実際に皆は晩ご飯の後は温泉に入りました、そうしてそちらで心も身体もすっきりしました。そうしてでした。
お風呂の後で、です。カルロスはこんなことを言いました。
「サウナに水風呂も楽しんで」
「よかったわね」
恵梨香はお風呂上がりのとてもさっぱりした様子で応えました。
「すっきりしたわ」
「お湯のお風呂もよかったけれど」
神宝はそれに加えてと言うのでした。
「サウナもよかったね」
「そうだね、いい汗かいたよ」
ジョージもにこにことしています。
「あちらでもね」
「サウナは本当にいいわ」
ナターシャもすっきりとした様子で言います。
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