第三部 1979年
姿なき陰謀
如法暗夜 その2
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れていた。
それは、高高度を高速で飛行する為に、必要とする、気圧高度・対気速度・外気温度などを出力する装置である。
そして、そのほかに専用のフェニックスミサイルを誘導するレーダー用に、強力な火器管制装置も同時に搭載していた。
ミラは、ゼオライマーの電子光学装置について、うすうす感づいていた。
1秒間に浮動小数点演算が、百穣回以上できる、スーパーコンピュータ。
一度に、500発以上のミサイルを、正確無比に制御可能な、イージスシステム搭載駆逐艦並みの火器管制装置。
(1穰とは、1,0000,0000,0000,0000,0000,0000,0000.である。
それ以上の単位で、ぎりぎり使われているのが、溝、澗、正、載、極、である。
なお、それ以上大きい数の単位である、恒河沙、阿僧祇、那由他、不可思議、無量大数。
以上は、仏典に由来する数の単位である)
ミラは、F‐14を設計に携わった経験から、グレートゼオライマーの事を、マサキが驚くほどに理解していた。
それらの物が、ゼオライマーには搭載されていると、見抜いていたのだ。
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