外伝 ダブルオー
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や会社の業態を次々に変えて、再生医療より安価なサイボーグ義肢など様々な事業拡大とエイフマンと文通友達になっただけなのに、王留美に嗅ぎつけられて、大使がやって来てトリニティとは接触する上に、ソレスタルなんたら芸人まで接触するわ、日本に移動をしたら沙慈と会ってしまい、ルイスとも会ったから適当に沙慈と親戚だと誤魔化したりした。数ヶ月で色々ありすぎだろ。
そして極めつけは今、目の前に黄金コンプレックス大使と共にいる大物新人声優の頭黄緑色クソダサ服イノベイトだ。
「どうしてとは?僕は僕の意思で会いに来た。ヴェーダとは接続は切ってある。君はイオリア・シュヘンベルグを知ってるんだろ?」
わかったよ!じゃあ、連れて行ってやるよ!連れてきゃ良いんだろ!直接イオリア・シュヘンベルグを叩き起こして、大使共々会わせて謝罪させてやるよ。じゃないとお前殺す気だろ?
「わかった、月面に向かうぞ。イオリア・シュヘンベルグはまだ生きている。あいつを叩き起こすから直接聞くと良い。全てはイオリア・シュヘンベルグが始めたのなら、イオリア・シュヘンベルグが終わらすべきだ。祝福が呪いとなり、人々を縛り付ける呪詛の鎖に成り果てたのは、彼がヒトを理解せずに人間とイノベイトを分けたせいだ。その話をしてもらう。」
明らかにリボンズの目に動揺が走る。そんな目をされても知らんがな、お前がイオリア・シュヘンベルグと対話するんだよ。
「我が一族のようにこのような縛りを受けて意味を説明されず、数百年縛られたのはその通り。イオリアからの謝罪を受けなければ怒りが収まらん。」
大使も乗り気だな。というかなんだコイツ、初めてあった時と違って目がまだ澄んでいるような?気の所為か?
「確かにイオリア・シュヘンベルグから謝罪を引き出せるのならば、僕もやぶさかでは無いけどね。」
まぁ、人間に興味がなくて、結局のところイオリアとヴェーダに執着してるんだからそうなるよな。
「しかし、少々手荒なことが必要だからトリニティと王留美を連れて行こう。彼等も知りたいだろ?イオリア・シュヘンベルグの真意とやらをさ。」
トリニティと留美を連れて行くことでルイスの家族は大丈夫になるだろうし、月面で何かあってもトリニティと留美を囮に逃げればいい。アイツらはなぜか知らんがイノベイトよりこっちよりだからな。
「軌道エレベーターに隠した機体から君たちの母艦に向かい、月面に降り立つ。それでいいだろ?」
トリニティたちと仲良くなるにつれてアイツらはパーツとかを集ってきたからな。こっちは宇宙開発プロジェクトとか言って軌道エレベーターの上に居住地実験と言いながらずっとEカーボンを作っていたから、それに目をつけたのだろう。GN粒子とミノフスキー粒子の比較もしてきた。俺しかできないけど。
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