最終話 閃光のハサウェイ
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「俺はそれだけは許せない!何よりも!」
俺がこのあとに眠って暮らせなくなるだろうが!俺はこれが終わったらすべての責任を取り、引退をして失踪すると決めている。俺の自由への道を邪魔するな!
沸き立つ光、次々に推進力が増える押している艦隊や機体達。まるで天使に後押しされてるが如く、釣り合いが取れてきた。
「絶対に俺は諦めない!」
そう、俺は諦めないんだ!普通の生活とやらをな!負けはしない!
『あと10秒で世界に配信される!』
はぁ?ふざけんなよ、そこは感動をして止めるとかだろうが!何だお前!
『9!』
ゼク・トロイメライの金色の機体から後頭部が広がって周りを見回す感覚に囚われる。
『8!』
ゼク・トロイメライに、転がっていたネオ・ジオングの残骸やらグロムリン・フォズィルの残骸等から、サイコフレームが俺の機体に纏わりつく。
『7!』
そのサイコフレームが増殖する。そして巨大な翼になり、押す力が追加される。
『6!』
サイコフレームの増殖がサイコフレーム搭載機に伝播する。
『5!』
俺はただ前を向いて先に向かい続ける。
『4!』
色々な機体が青い光を纏い、まるでフェネクスのようなオーラが出ている。
『3!』
ジリジリと押し返す。もはや、地球から少しではあるがサイコフレームのカタマリは戻されつつある。ガンダムの姿で下がるのは、それは‥‥。
『2!』
そして、サイコフレームのカタマリは形を変えた。
『い〜。』
「やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
ちと言い終わる前にサイコフレームのカタマリはボロボロのコア・ファイターに形を変えて、押し返された勢いで内宇宙へと消えていった。
『ま、まさかそんなことが!ありえない!いや、マフティーとはマフティー性とは、つまりは人々の!』
いや、何言ってるんだよ。怪文書を話すな!
結果だけを言うとこのマフティー動乱はこれで終わった。そして、ツヴァイは満足げな顔で逮捕された。
ミハイルの秘密は隠されたままではあるが、俺は大統領から解放はされなかった。まず失踪はできなかった。そして、あのサイコフレームのカタマリは金星へとぶつかり、サイコフレームの共振により一部をテラフォーミングさせ、そこから木星とティターンズのデータにより金星に入植事業が活発化されて、金星初代大統領にケネス・スレッグが就任をしたのだ。
火星のテラフォーミングも加速し、ジオン残党たちとの平和条約の締結とジオンにコロニーではない大地を与えるとしたために、初代大統領はアリシアに大差をつけてモナハン・バハロが就任した。彼はまずはキシリア派復権運動を始めとした政策を打ち出した。その上でアナハイム技術部が開発したEカーボンの模造
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