3-14話
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「そうだな。ミノフスキー・クラフトを積んでいたなら1年少しだろうか。しかし、発信元を見るともう火星近くから彼らは発信している。だから、数ヶ月もないうちにこちらに来るだろう。」
早すぎるわ。なんで?なんでそうなるんだ?おかしい。俺に対して何かが攻撃してきてるのか?何でこんな宇宙世紀RTAみたいなことをしないといけない?俺はただ踊っただけだぞ。おかしいよ。
「つまりは、まだ数ヶ月は時間があるんだな。木星はまだ時間があるが。」
エンジェル・ハイロゥはどうなのだろうか?質量を持ったサイコフレームの塊とか狂ってるとしか言いようないだろ。サイコフレームの巨大な塊が宇宙をさまようとか、フライング・ダッチマンとかさまよえるオランダ人より迷惑だろうよ。
そういえばアレがあったな。アレは長距離射程であったな。
「ブライト、コロニーレーザーやソーラ・レイを火星からの航路に向けていこうか。木星が大人しく帰ってくれれば良いのだが。これ以上人類同士が殺し合ってなんになる?ブライト、できる限りは許してやりたいのだがな。」
そうやってなんで戦い続けられるんだ?暇人なのか?こんなに戦ってなんになる?もはや終わっただろ。終わったことにグダグダ言いたくはない。というか木星がどうのこうの言われても知らんわ。僻地も僻地だろ。火星まではまだわかるが、木星までどうやって支配できると思ったんだ?地球連邦は?官僚主義や大衆は怖いな。
アメリカの油田に対する情熱を地球連邦が引き継いでいたのなら木星を支配しようというのはわからないでもないが、支配できないのに支配できると帝国主義を掲げるのはやはり、官僚主義の弊害なのでは?地球連邦ってアメリカのガバガバ外交とドイツの外交センスとヨーロッパ的なエリート主義にアジア的な科挙のようなものが合わさり、儒学的な何かと仏教の概念が組み合わさったキリスト教封建社会的ななにかなのでは?
「ブライト艦長!マフティー大尉!大変です。エンジェル・ハイロゥが軌道を変えています!その軌道は木星艦隊に直撃コースです!更にエンジェル・ハイロゥが加速していきます!つ、通常の彗星の3倍の速度です!」
彗星の3倍って何だよ!お前なんなんだよ。シャアでも取り憑いたのか?エンジェル・ハイロゥの肩を赤く塗るべきなのか?知らないが、圧倒的な速度の質量兵器となったエンジェル・ハイロゥの映像を見ると、木星艦隊とぶつかり、緑の光を発して木星艦隊の残骸がエンジェル・ハイロゥにくっつく。
エンジェル・ハイロゥはカタマリか?その速度をさらに上げる。
「なに!木星艦隊が壊滅した!誰かどう言うことか説明してくれ!」
ブライト、多分それは無理だろ。サイコフレームのなにか的なものだと思うぞ。そして‥‥。
「大変です!エンジェル・ハイロゥが更に軌道を
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