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偽マフティーとなってしまった。
3-12話
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が生み出した優しさこそがアクシズ・ショックの虹の正体と知れ!」
 有線式クローの戻るスピードに更にゼク・ツヴァイの増加ブースターとバーニアが加速させる。前傾姿勢になり光を放つロングレンジフィン・ファンネルのスイッチを切り換える。

 そこから現れるのはデンドロビウムに搭載されていた巨大ビームサーベル二本。それを紅茶の機体の防御機構に突き立てる。

 視界が広がる。デンドロビウムみたいな機体に乗ったウラキがミサイルを乱射している。何処かでエントリィィと聞こえてミサイルが飛んでくる。ビグ・ラングもどきに乗ったマイがコンテナからオッゴではなくボールに似ている巨大なファンネルミサイルをこちらに撃ち込む。サラミスやマゼランがこちらに体当たりをしようと加速する。全方向が見える。いろんなパイロットの顔も見える。これが「刻が見える」なのか?いや、俺は主人公でもなんでもないただのオールドタイプだ。アムロやシャアのような大それた事は出来はしない。俺はいつだって踊らされてきただけだ。地球連邦に反省を促すダンスに。

『そうだ!私を殺せ!そして、マフティーは神話となり、マフティーがニュータイプやアムロとシャアの神話、ガンダムの神話を破壊し、創生し、やがてはマフティーになる!マフティーはマフティーという価値観になり、人々はマフティー性の秩序を得て平和になる!お前が見た未来の一部だ!それはアグニカ・カイエルなる人物がやる事だったのかもしれないが、これで300年は平和になり、その間に太陽炉の増産が進む!これが私が目指した人類の未来だ!』
 アグニカ・カイエルとか言ってお前、頭マクギリスかよ。ふざけんなよ。知能マクギリスにこんなクソみたいに忙しい事をさせられてたのか!許せるわきゃねーだろうが!

「マフティーに意味なんかない!マフティーはマフティーだ。生き物もまた自然の一部でしかない!その思い上がりが人類の歪みだ!また、その歪みも人類なんだ!急速にやろうとするからインテリは世捨て人になる!」
 そして、紅茶の防御機構を巨大ビームサーベルで貫いてしまう。

『長く生きてきて良かった‥‥人類の希望を見れてよかった!君たち人類の希望の勝利だ!人類の希望、人間讃歌こそがマフティーの本質だ!私が日本についた時に教えられた喜びで送ろう!バァンザァイ!バンザイ!バンザイ!バン‥‥』
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 深く突き刺さるビームサーベルがグロムリン・フォズイルを破壊した。そして、誘爆。散らばるサイコフレームの破片。終わったのか。

「終わったか。またお前もマフティーだったな。」
 本当にどいつもこいつもマフティーでしかない。マフティーってなんだよ。

『大尉!大変だ!エンジェル・ハイロゥが降下を始めている!これではアクシズが落ちたよう
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