3-4話
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や連邦に影響力があるブライト・ノアの息子である点を今、俺の目の前にいるマーサ・ビスト・カーバインの様に親を利用してやれば良かったのだ。ハサウェイは妙に清廉すぎた。まるで思春期の少年のような潔癖を学生運動テロサークルモドキの反地球連邦組織マフティーで発揮してしまった。
即席カルト学生運動サークル程度だったマフティーも、ハサウェイというニュータイプという戦力を得て、クワック・サルヴァーに支援をもらい巨大化した。まるでシャア・アズナブルがアムロ・レイに言った「愚民共にその才能を利用されている者が言うことか!」がここで効いてくる。つまり、閃光のハサウェイとは表面上ではあるがアムロ・レイとシャア・アズナブルに成ろうとした少年がアムロ・レイとシャア・アズナブルのレスバの内容を地で行って打ちのめされ、二人に論破されている。もう12年前に置かれていた地雷を踏み抜いてしまったのだ。ニュータイプを体現したアムロ・レイとニュータイプになるしかなかった呪詛に包まれていたシャア・アズナブルの地雷に。
だが、これも邪推に過ぎない。アムロとシャアの対比にハサウェイが使われたと言うのは聞いたことがないからな。ところでマーサは黙っているがどうしたんだ?
「マーサ・ビスト・カーバイン。どうした?」
手にした資料に奥歯を噛み締めているようだ。何の意味があるかも分からないが彼女の厚い外壁に穴が空いたようだ。コロニーやプラントぐらいペラペラ外壁ならスパスパ穴を開けれて良いのだが。
「私が知りうる官僚の中ではこの構図を描ける人物は居ません。ジョン・バウアーやメラニーも反政府的な組織に支援はしていましたがこのような事は‥‥従ってこのAIのプロトコルによる人類統治なんて馬鹿げたことを考えつくような暇人はアナハイムにも関係があって主軸と連邦改革と地球連邦政府に対する失望を考えて、AI技術でアナハイムの先を行くサナリィにも影響力がある人物がクワック・サルヴァーの計画を描いているのよ。」
私は誰か検討も付きませんけど、ニュータイプの総意の器になるマフティー・ナビーユ・エリンならわかるんじゃなくて?とマーサに続けざまに小言を言われた。そんな人物が関わっていたのか。
一人思い当たるのがいる。過激なレビル派を戦後に吸収して、バスクを一時期部下にしていて、ティターンズ、エゥーゴでもどちらに参加してもいなく、退役してから行方知れずになり、地下に潜る過激なレビル派と改革派の盟主。
その名は‥‥。
「ジョン・コーウェン退役少将。彼がこれらを作り上げる基盤を整えたとでも?コーウェンにこれほどまでの力があるとは思えないが、改革派とレビル派は連邦派閥であるから、エゥーゴ、ティターンズを嫌い、ブライト・ノアを英雄視するのも避けるのはわかるがだとしても、いくらニュータイプ研究所
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