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偽マフティーとなってしまった。
2-20話
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れたあの‥‥。俺はこんなにも気にかけてくれている親父がいたのに。」
 今更、自分がマフティーとか言わなくていいぞ。感動している感じにブライトがなってるのに環境テロの話はやめろ。

「いや、今までこんな父親で悪かったなハサウェイ。」
 いい感じになられても俺は邪魔だろこれ。ほら、ガウマンも困ってるよ。仕方がないからガウマンにハンバーガーを投げて渡して、ブライトに飲み物を渡す。

「ブライト、だから俺は必要ないと言ったろ。ハサウェイは真面目だからな。ブライトに似てな。」
 笑う二人を置いといて、手を振って俺は部屋に戻った。

 割と空調が効いた廊下、割り当てられた部屋に行き、パスワードを入れて部屋に入って、ベッドに座る。ひと息をついてから、頭に手を回し仮面を外した。

 髪の毛を手ぐしで整えてから、デスクに向かってゆったりと端末を起ち上げて、とりあえずケリアの名前で検索する。まぁ、マフティーの下層構成員だから出ないだろうが。

「出てきたな。うん?」
 おかしいな。いっぱい出てきた。なになに、記事の題名は平和を求めるマフティーの新生、ケリア・デース?

 記事によると、ケリア・デースは暴力に頼らないマフティー活動を展開するとして、様々なマフティーダンスを呼びかけており、メイクにより有名人のそっくりを作ってはマフティーダンスを意味がある場所で行っているらしい。

 議会前とかだけじゃなく未だに放置されたMSやスクラップの山、果ては支援が遅れている病院など、環境問題だけじゃなく社会問題や更に詐欺組織、交通事故現場、変わる前のマンハンターなどそれらの前でやる事により求心力が高く、最初のマンハンターに殺された少女たちのダンス集会を自ら計画してマンハンターの水平射撃により銃弾が体の数カ所に撃ち込まれながらも逃げて、治療のために秘密裏にニホンに渡ってニホンのマフティーと出会い、ニホンのマフティーのブレーンとして平和活動をしていたらしい。

 現在は地球連邦議会平和主義党(議席数16)の党首として、ルオ商会、アナハイム・エレクトロニクス、その他コロニーからの輸出入業の独占をしている寡占企業に対して、地球連邦の方にある反トラスト法を要求して、永続的な社会生活の継続によるすべての弱者救済と富の再分配、最低賃金の上昇、労働基準法の順守、サイドにおける税金の実態調査、空気税や水税などの弱者搾取の撤廃、地球連邦の戦時臨時税が79年以降ジオンとの軍拡合戦のときの臨時税、グリプス戦役の復興税と続いているので廃止を求め、マスコミなどの地球連邦政府に守られてる会社の自由化、天下りの実態調査など多岐にわたって要求しており、民衆からも人気が高い。

 特にマンハンターに不法居住者として一度宇宙に送り返されて強制労働後にインドネシアデモでのリーダーとして大
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