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偽マフティーとなってしまった。
2-18話
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 お前!まだリディもヨナも居るんだからその話をやめろ!まじで玉突き事故になるよ!会話の玉突き事故とか遊戯王のアニメじゃないんだぞ!

「俺もだよ。ハサウェイ・ノア。」
 ほら見ろ、リディも入ってきた。ニュータイプ特有の共感覚かなにかか?

「ハサウェイ‥‥ノア‥‥。」
 ヨナも立ち上がって入ってきたじゃないか!無理だよ。なんで一気にニュータイプ3人と話さないといけないんだよ。怖いんだよな。

「あの状況では助けられなかった。マシーンに飲まれかけている子が居たなら撃ってやるのも優しさだ。アレがフルサイコフレームの怖さだよ。あぁいう風になれば命を吸い機体に吸い込まれ魂を機体に奪われる前に引導を渡すのも、この力を持つものの定めだろう。しかし、助けられるというのならあのクスィーは確保するべきだったかもしれない。」
 とりあえず、三人を落ち着かせねばいけない。

「が、そうもいかないだろう。あそこはあれで良かった。1人を殺して100人を生かすのが英雄なら、101人を助けるというのがヒーローだろう。しかし、俺はヒーローではなく、政治すらわからない単なるパイロットさ。」
 3人は渋い顔をする。いや、なんで俺なら何でも出来るとか思ってるんだよ。なんでも解決してくれるのは少女漫画のスパダリぐらいだろ。シンデレラの魔法使いじゃないからかぼちゃを馬車にだって出来やしないぞ。

「では、次会ったときには大尉は彼女を救ってくれますか?俺と一緒に。」
 ヨナに握手を求められる。リディとハサウェイが見ている。握手するしかない。RPGの「いいえ」が選択できない選択肢やめろ!これは‥‥バナージも来る!

「可能な限りな。しかし、可能性に殺されそうになったらヨナを助ける。なぜかはわからないが地球連邦大統領だからな。また、あの彼女も地球連邦市民だろ?本来ならジオンだって地球連邦市民だよ。」
 周りで見ていたジオン系のパイロットたちが目を丸くし、扉を開けて俺のセリフを聞いたバナージは微笑んでいた。

 このあと、バナージにもクスィーの少女を助けるのを誓わされた。ケルト神話のゲッシュかよ。アムロやシャアだとか俺を思ってる割には雑な扱いしてないか?ブライト、ちゃんとニュータイプの管理が出来てないよ!なにやってんの!


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