2-18話
[3/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
るのだろうか?
俺が変えてしまった今をまた、俺が変えてしまえばそれは傲慢な転生者みたいなものではないだろうか?いや、よくよく考えなくてもマフティーダンスに意味を持たせた宇宙世紀人のナイーヴさが悪いのだから関係ないか。
「だから!」
一気に間合いを詰めてユニコーンを殴り飛ばして引き剥がすと、とどめを刺そうとしたところでメガ粒子砲の熱さを感じ、避けるとそこにメガ粒子砲を撃ち込むヨナのリ・ガズィ・カスタムが居た。
『撃ってしまっては!!人は撃ったら後悔する!今もこうして!死者に縛り付けて彼女が盾になる事をさせてしまった俺だから!リタも!』
ヨナ!お前なんだよ!邪魔をするなよ。そりゃあ、あのまま討ったら確かに夢見は悪いが許してくれ!じゃないともっと人類は血を流す羽目になるぞ。しかし、A.G.E.は何を目指しているんだ?何を見て、何を聞いている?いったいなんなんだよ。
「奇跡の子ならば!奇跡の子であるならば‥‥コロニーで焼け落ちた故郷を見て、あの地にあったのならば!ティターンズの悪行をも知っているなら、その奇跡を今、起こしてみろ!ヨナ!何も掴めなかった男だろうに!ならば、その手で可能性を掴め!あの時にリタとミシェルの手を掴んだんだろ!!」
ヨナの機体がクスィーを掴もうと掠る。そして、クスィーが光る。輝きが強くなる前に巨大な緑の炎が機体から吹き出る。
これは‥‥なんだこれは!
「離れろ!ヨナ!」
巨大なメガ粒子砲がクスィーに突き刺さるが、緑と青の色がメガ粒子砲を散らす。巨体のスピードを出した赤が目に入る。あれは!?
「ビグ・ラング!?ならば、オリヴァー・マイか!」
巨大なクローが目に入る。その瞬間にクスィーがとんでもないスピードで離脱していく。なんだよこれ!いや、今だ!フルドドから繋がるメガ粒子砲にエネルギーを過度に溜めて撃つが粒子が放出され防がれる。
粒子を一気に放出したせいか、クスィーの動きが遅くなる。しめた!変形をしてぶつけてやる!
「走れ!ギャプラン!」
リミッターを解除し、アラートが鳴り、表面が赤くなるような気がする。各種のアラートが鳴り響くが無視をして加速する。変形したヨナが追いかけてくるが突き放し、更なる加速をする。
『もう、誰も奪わないでくれ!』
リ・ガズィ・カスタムが緑の光を放ち、こちらよりも加速する。絶対にリ・ガズィ・カスタムでは出ない速度を出している。そして、ユニコーンも光っている赤から緑に、クスィーも緑に輝く。なんで!?ビグ・ラングも緑の光が出始める。ビグ・ラングにもサイコフレームを搭載している!?アナハイムか!急いで変形をして急旋回をする。ありえないほどにGがかかり吐血してしまうが、問題はない。死にはしなければ死ぬほど痛いだけだ。
「そのリ・ガズ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ