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偽マフティーとなってしまった。
2-18話
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 場所はルウム近郊の宙域、一年戦争やグリプス戦役のデブリの山が漂っている。

『ギャプランMk-XIV発進せよ!』
 何だそのMk数は。是が非でもスピッドファイアに固執していた頭イギリスかよ。トーレスの通信により発進する。そういえばサエグサもブリッジにいたな。

 金色に塗装されたギャプランは劣化版ではあるが、俺の発想を受けてラミネート装甲とビームコートを多重にしたヤタノカガミ的なものと、ガンダリウムの内側の装甲に電圧をかけるフェイズシフト装甲みたいなものが組み込まれている。しかし、こっちがこれを出来るなら向こうだって出来る筈だ。

 フレーム強度と加熱の問題をその2つで解決し、このあと追加される巨大なフレームにより、Iフィールドとアルテミスの傘を装備した巨大なフレームを支えるためにフェイズシフト装甲を使ったGP03とディープストライカーを混ぜたような機体だ。気が狂っている。何を考えたらそんな機体を作る必要があるんだよ。

「しかし、この機体運動性と加速度が桁違いだな。いや、通常の三倍以上か?」
 スペースデブリを見つけるたびに変形をして、足場に残骸を蹴り飛ばし変形をして加速して進むと他の機体が見えなくなるほど先に進んでしまった。背中に悪寒が走る。

「そこか!?」
 メガ粒子砲を撃つと吹き飛ぶデブリの中にそれは居た。

 そのシルエット、青く燃える炎、吹き出るミノフスキー粒子の光、機体の継ぎ目から赤い光が出ている。背中のフィンファンネルとインコム。第5世代特有の巨体。

「やってくれたな!アナハイム!」
 フル・サイコフレームのクスィーにn_i_t_r_oを載せているのは外見からだってわかる。しかし、動きからして幼い。ニュータイプの子供をコアにした生体CPUか!メガ粒子砲が突き刺さる寸前に赤いようなオレンジの粒子のバリアが張られ弾かれた。

「擬似太陽炉を持っているのか!あの背中のがそうなら擬似太陽炉の‥‥。」
 ツインドライブシステムだ。それにクスィー本体のエンジンもある。化け物すぎる。

「は?」
 危ないと感じて避けると、向こうは背中から腰に伸びるレールガンを撃ってきた。背中から肩へと伸びる巨大なビーム砲は避けずにビームサーベルを最大出力にして叩き、その反動で機体を反転させ変形して加速して逃げる。

 ストライクフリーダム染みてやがる!あんなものの相手をしてられるか!緑の光の世界に声が広がる。「助けて」と言われた気がしたが俺にはどうしょうもない。

『マフティー、なんだあれは!』
 リディ!いいとこに来た!お前なんとかしてくれ!うん?バナージも後ろにいる!待てよ、状況がリタ召喚条件揃えているのでは?あのリ・ガズィ・カスタムにサイコフレームをポン付けしてる機体はヨナ!

「少女を生体コアにし
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