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偽マフティーとなってしまった。
2-16話
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「こ、これは。なぜこんなものを?」
 地球連邦を安全に辞めるための次善策だ。これらの不正の情報を無修正で開示して人類の責任として辞任する。そうすれば嫌でもやめさせてくれるだろうさ。辞めるためには全人類の不正や陰謀を暴露させてすべての商会と国家やサイドを解体して再構築させる!もう、全弾開放だ。

「これらを公開する。すべて残らずだ。新しい枠組みに人間は新しく歩き始めるだろう。」
 引き金を引いたのは宇宙世紀人だからな!俺は知らん。混乱しようが知ったことか!知らんから知らんのだ!
 
「しかし、これは沢山の人の死を呼びます!」
 は?気が狂ったような情報のシャワーにより、動揺しすぎだろミネバ。いや、動揺しているなら押し切る!もっと叩きつけてやる。俺が救われるようにな!

「だからなんだと言うんだ!たかだか、不正の歴史、そんなちっぽけなものは人が押し返せるはずだ!人を信じて可能性を見ろ!じゃなければシャアやフル・フロンタルにゾルタンの存在理由がより無くなる!ミネバ、君が人を信じなければ誰が先に信じる?ラプラス憲章を公開してしまった君には責任がある。ニュータイプにはニュータイプの責任とやらがな。だから、紐解き始めて引き金を引いたなら、やってみせるんだ。君にはニュータイプの素養がある。ハマーン・カーン以上にな。」
 ハマーンの名前を出した時にミネバの瞳が揺れる。考える暇もなくゆさぶれ。じゃないとこの詭弁がバレてしまう。

「ハマーン以上に‥。」
 よし、効果は抜群だな。バナージやリディが話す前に、こんな無理な道理を俺の無理でこじ開けてやる!

「ハマーン・カーン。許せとは言わないが理解してやれ。彼女にも彼女の道理があったのだ。現に彼女はミネバ、君を守っていただろう?より狂っていったのはシャアを殺したと思った事と君が居なくなった事により、心を閉ざしたからだ。荒んだ心に武器は危険なんだ。後ろ盾がないハマーン・カーンにはああするしか無かった。しかし、君には優しかっただろう。ニュータイプの悲惨さというものだ。」
 ハマーンで揺さぶって行け!じゃないとロジックの矛盾に気が付かれたら大変なことになる。

「しかし、ジーク・ジオン、ジーク・ジオンと気味が悪かったぞ!ハマーンもやっていたネオ・ジオンというものは!」
 リディはカットインするなよ!お前そういうところだからなリディ!じゃあ、お前も抉るからな。

「箱の中身を知った上でコロニーレーザーでコロニーごと焼き払おうとした君の父も気味が悪いだろう。何かを守ろうとするとき人は一番、残酷になる。だから、連邦やジオンのような国家が生まれるんだ。だが、人間の可能性はそこで終わりはしない!人の可能性を信じて公開するんだ。」
 もう決めたからな、そうされたから決まったんだ。許す許さないではない。もう
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